戸塚ヨットスクール

2004年9月26日
ごくつぶしは殺すしかないのだろうか。親が責任を持ってだめな息子を処分するのなら情状酌量の余地はあるかもしれないけれど、スパルタ教育でなのしれた私設少年鑑別所のようなところに預け更生をはかってもらうとは何たることだろうか。外傷性ショック死で人を殺すとはどんなに大変なことか裁判官はわかっていたはずである。また結果的に4人殺している。にもかかわらず情状酌量で主犯の校長が懲役6年ですんだ。これはいったいどういうことだろうか。多分殺された4人はどうしようもない札付きの悪だったのだろう。しかし悪人だからといって何の関係も無い人が親に依頼されただけといって殺していいものだろうか。
ある精神障害の子を持つ教員が新聞に「戸塚ヨットスクールを頼った大半の人々も私どもと同様に感謝こそすれ、恨む気持ちは毛頭ないのではないかと思う。事故は残念だったが、国に私どもを救済する手だてがない限り戸塚ヨットのような存在は必要だ」というような投稿をしていたらしい。自分の子供にもかかわらず国に救済を求めるとはどういう良識だろうか。教員だから非常識なのはしょうがないのかもしれない。また自分で処理できないからとほっておいて、子供が近所の人を殺すよりは他人に頼むほうがいいのかもしれない。しかし、法治国家である限り、血もつながってない人間を目的があるからといって殺して情状酌量があるというのはいかがなものかと思う。

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