6月28日の日記
2005年6月27日早産で生まれてきた子供はどうするのが正しいのだろうか。技術の発達で、六ヶ月早産でも、ガラスの保育器にいれて赤ちゃんを生存させることが可能になったらしい。しかし、現実はそう甘くなく早産で生まれて来る子供は障害児になる確率がものすごく高いらしい。一昔前なら六ヶ月早産で生まれてくる赤ちゃんはすぐに死んでしまい、それは早産というよりは流産という形で処理されていた。昔は死んでいた赤ちゃんが助かるようになった。その代わり助かった赤ちゃんは障害を被う可能性が高い。これはどう解釈すればいいのだろうか。たとえ障害を持っていても子供が助かってよかったと思う親もいるだろう。しかし、そんな聖人みたいな人がすべてではないだろう。私だったら、障害を持つ可能性を増やしてまで六ヶ月早産の子供を助けようなんては思わないのだけどね。そんな早産ででてきた子供は死なせてあげるのが自然の摂理だと思うんですよ。しかし、生まれた子供が死ぬと平均寿命に直接響いてくるので、世界平均寿命1位を狙う厚生省は殺させないんですよね。いやー延命治療と同じで難しい話ですよ。昔なら何も考えなくても死んでいた存在が、生き延びることによって問題が発生する。なまじか生き伸びさせることができるようになって、今度は昔は普通だった死なせてあげることができなくなった。難しすぎです。
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