6月29日の日記

2005年6月28日
どこでもドアがあったらどれほど便利だろうか。まあ安全保障の観点からそんなもん持ってたら一発で殺されどこでもドアは国に徴収されそうである。どこでもドアは万能すぎる。同業他社の製品はだいたい、一度訪れた場所とか行き先に制限がつくものである。しかしどこでもドアはどうやって行き先を指定するかは知らないが、想像できないところでも行けそうなぐらい万能である。
ものすごく話は飛ぶが、永六輔は天才だろうか。今から20年ほど前に出版された本を読んでいたのだが、20年以上も前にかかれたものなのに内容に感心してしまった。冬場の寒い時期にサリドマイドの子供達と何かをする企画があったらしい。永と子供はちょうど似たようなダウンジャケットを着ていてたそうである。ダウンジャケットでは腕が外にでていて寒かった永はサリドマイドの子供にたいして「いいな、お前たちは手がなくて」といったそうである。サリドマイドの子供達は腹かかえて笑ってたそうである。
しかしそう簡単には話は進まなく、その発言に周りにいたボランティアの人たちは泣きながら「何でそんなひどいこというんですか」と問い詰めてきたそうである。もちろん永は、当の子供達は笑ってるじゃないか、ひどいことだと思ったのはボランティアの人であってサリドマイドの子供達じゃないことを言っても理解してもらえるはずも無く怒りくるっていたそうである。
日本のボランティアはこの傾向が特に強いらしい。やってることが押し付けがましいというか浅はかというか。まあ私はその辺の事どうこう言う立場にありませんが、障害者に対して洒落で「いいな、お前たちは手がなくて」といって笑わせることのできる永がものすごい人に思えましたね。真の意味で障害者と付き合うとはこんな感じではないんでしょうかね。
これから善い事を毎日欠かさず1個はしますので神様今年のクリスマスはどこでもドアが欲しいです。その辺よろしく

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