9月24日の日記

アメリカは、状況に応じて柔軟に対応する優秀な国という幻想が僕にはあった。しかし、昨日ニュースを見ていてアメリカへの幻想は消え去った。カトリーナの去ったテキサス、ルイジアナ両州にリタというハリケーンが来ているらしい。それで住民に避難勧告が出されて渋滞している高速道路の映像がニュースで流れていた。避難するために北行きの車線は先が見えないほどの大渋滞、南行きの反対車線はガラガラ、そこを走っていたのは渋滞に嫌気が差して逆そうしている車とそれを追いかけるパトカーの映像だった。
こういう杓子定規な行政は、日本の専売特許だったのではなかろうか。テキサス、ルイジアナ両州に避難勧告がだされ、一般人は北へ行くしかない。そんな状況の中で、誰が南行きの高速をつかうのだろうか。ココは、南行き車線も開放して、北行きとしてつかわせてあげるのが筋ってもんじゃないでしょうか。区間を区切って避難地域だけは逆送状態にしても誰も困らないでしょうに。もう少し柔軟な対応をして欲しいですね。政治家の対応の遅さなどを見ても日本と変わらない感じですね。親日家のブッシュさんもそんなとこまで日本真似なくてもいいのにね。