12月30日の日記

2005年12月29日
山形では電車事故で死亡者が出たそうですね。
今更ながら、運が悪かったを履き違えている人が多すぎやしないだろうか。実際、めったに事故らない電車の事故に遭遇したのだから運が悪かったのは認める。しかし、死んだのは運が悪かったからではない。私は昔から口をすっぱくして言っている。電車の先頭車両は危ないよ。運転手以外で電車の先頭車両に好んで乗る理由は無いはずである。過去の事故の統計でも、事故った際死者が一番出る確率が高いのは先頭車両である。これはわかりきった事実だと思う。まあ、営団地下鉄が事故った際は、例外が起こったがこれ以外では電車は前に行けばいくほど危ない。しかし、グリーン車が先頭車両な場合を除き、先頭車両に乗車するメリットが客には無い。安いわけでもないのに、リスクだけ高い先頭車両に乗る意味がわからない。
そういえば、覚えている人は居ないだろうが、私は自警団を結成している。わが町の安全と平和を守るために日々尽力している。すこし前、小学生の低学年が変態に殺されるという事件が複数回起こった。被害者の女児は運が悪かったという風潮が漂っている。しかしそれは間違っている。保護者がリスクを把握していないからあのような惨事がおこったのである。私の住む町では未成年者が誘拐されるなどの事件は起こっていない。それは運が良かったからではない。わが自警団の活動によるものが大きい。自警団は、木枯らしが吹き始めた時と春先の2度、全裸にコートといういでたちで街中を巡回する。そして、下校中の小学生などを見つけると、奇声を上げながらコートの前をはたけて小学生に向かい走っていくという活動を行っている。これによって小学生は変質者への適切な対応を覚える。実践は百聞にしかず。私は毎年寒さのあまり風邪をひくのだが、このような、辛く厳しい自警団の活動の元にわが町の平和は保たれているのである。決して運がいいとか悪いとかの話ではない。

つい昨日まで、運が悪い人の所に不幸が集まる。重病は病気もちに集まると思っていた。しかし実際は、災難はみんな平等に訪れている。ただ、災難を受けて不幸になる人が偏っているだけなのかもしれない。災難を受けて不幸になるのは、偶然ではなく、リスクに対策をとらずに無意識な生活を送るために起こるものが大部分をしめているのかもしれない。

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