6月8日の日記

2006年6月8日
人間は嘘をつく生き物である。
嘘には3種類あると思う。相手の為につく嘘。自分の為につく嘘。誰のためでもない嘘。前者2つは比較的メジャーだろう。さて誰のためでもない嘘をつく人がたまにいますが、彼らは何のために存在しているのだろうか。目的が存在していないために非常に悪質だと思う。何でそんな嘘をつくのだろうか。
それに比べれば誰かのためにつく嘘はわかりやすい。ただ問題は、自分に気を使って嘘をついている事に気がついてしまった場合どうすればいいのだろうか。多くの人は気づかない振りをするだろう。これも立派な相手のためにつく嘘である。嘘を嘘で塗り固めているとはまさにこんな状態じゃないのかね。嘘をつくなら相手に気がつかれてはいけないだろう。気がついたら気づかない振りなどしてはいけない。
さてテレビ番組でよくあるグルメ系の番組、ここでの感想にはある一定の決まりみたいなものがある。まあ料理を食ってメディアで批判していたのは恨ミシュランぐらいで、後はどんなにまずくてもまずいとは口が裂けても言わない。そこでかわりに使用されるのが「独特の味」だとか「味のバランス」とか「食感」とか言うものを褒めだす。食べて素直に「美味しい」と言わないものはすべて美味しくないらしい。美味しいと言っても嘘をついている場合もあるが、少なくとも素直に美味しいと言わなかったらあまり美味しくないらしい。
さてそんな話を聞いて思い出したのが、赤ちゃんの評価、少なくとも私が今まで見たことある赤ちゃんはみんな不気味でした。あれをかわいいと表現する人の美的感覚がわからなかった。広末涼子やら深田恭子のほうが百倍かわいい。しかしよくよく考えてみると、赤ちゃんの褒め言葉の定番は「鼻は○○似」とか「顔の形は○○似」みたいな感じではなかろうか。素直にかわいいと言ってない人はみんな赤ちゃんは不細工だと思っていたのね。社会で上手く生きるとはこういうこと言うのかな。
今まで見たまま素直に「皺くちゃな猿みたいなぶっさいくな顔してんなー」といって場の雰囲気を悪くしてた正直者の私の行動はなんだったんでしょうかね。
嘘も方便、これから東京砂漠を生き抜いていくために私も嘘をつくことにしました。騙されないように騙された振りしてくれるとありがたいです。

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