6月24日の日記

2006年6月24日
また一つ私の常識が間違っていたことをネットで知った。私の親は、超健康志向のウソツキで、幼少の頃から○○は健康に悪いから控えた方がいいとよく言っていました。私がなぜ、どのように体に悪いのか説明を求めると適当な嘘をでっち上げて私を騙していました。子供の頃は親の嘘を看破する力も無く信じていたら、成長過程で私にはそういった嘘が常識という固定観念として残るようになりました。私も手段を選ばない健康原理主義者だったら嘘でも何でも健康のためになることだったら何でもいいとなったでしょうが、健康に興味が無い人間になってしまったので親に教えられた嘘が今になってゴミになっています。

私は子供の頃ショッキングな味が好きでピーチジュースをご飯にかけて、お茶漬けみたいにして食べていました。甘い物との最高の組み合わせはしょっぱい物、甘いものとしょっぱい物を交互に食べて味覚を刺激するのが大好きでした。特に醤油が大好きでなんにでも醤油をかけてしょっぱくしていました。ひどいときなど、マヨネーズに醤油をかけて食べたりしていました。ホント、当時は甘いものとしょっぱい物を交互に食べるのが最高の美味だと思っていました。
そんな味覚障害気味の私をみて心配になった親は、「糖分の取りすぎは糖尿病に、塩分の取りすぎは腎不全になるから、糖分塩分を控えた食生活にしなさい」という通達を出してきました。糖尿病は、どんなに悲惨かという例に手足など末端にまで血が行かなくなって壊死して切断しないといけなくなる。失明する場合もあるなど糖尿病がどんなに怖いか幼い私に説明してくれました。腎不全の場合も、腎臓が悪くなると、人工透析を受けないと生きて入れなくなる、週数回人工透析を受けるのは非常に大変。また厳しい食事制限で好きなものを食べれなくなる。だから、糖分塩分を控えましょう。見たいな事を言われました。
今聞いても信じてしまいそうな巧妙な嘘ですね。悲惨な病気の症状など真実で恐怖を煽ってまともな判断力を奪って私を騙す姿などどこかの新興宗教を思い出します。
さて何について私が騙されていたかというと、塩分を取りすぎると腎臓が悪くなって腎不全になるという部分です。それ以外はみんな真実でしょう。しかし、塩分の取りすぎと腎不全は多くの場合関係しません。腎不全になる主な原因は、A群β溶血性レンサ球菌感染症後に糸球体腎炎にかかる場合と、糖尿病が原因でなる糖尿病性腎症にかかる場合の2種類です。日常生活での塩分摂取量の過多が原因で腎不全になるなんて嘘です。実際、腎不全になると食事の塩分制限が行われるので私も塩分で腎不全になると思っていましたが、腎不全で塩分制限が行われるのは、高血圧が糸球体に負荷を欠けてより一層腎不全を悪化させるためで健康な状態だったら何の問題も無いでしょう。

私は今まで腎臓が悪くなるかも知れないと後ろめたい気持ちと戦いながら塩辛いものを食べてきました。もし、私が嘘に騙されて塩分控えめの生活をしていたら、嘘にも意味があったでしょう。しかし私は嘘によって過度のストレスを受けただけで塩分摂取を控えなかったので、親のついた嘘はただ私にストレスを与えただけになりました。あーもうホント、私が今まで腎不全になったらどうしよう。どうやって自殺しようかなど鬱々としながら塩分を取っていたのはなんだったのでしょうか。私は無駄、無意味なストレスを大量に与えられて、そのストレスと戦っていたのでネットで日記を書くような鬱っぽい人間になったのではないだろうか。人間、従順な方がいいようね。

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