6月30日の日記

2006年6月30日
早稲田大学の教授が、国から出された研究費を私的流用し投資していたそうですが、研究費打ち切りという話は聞きますが、私的流用した研究費の返還やら制裁金が課されるという話は聞きません。私的流用しても今後の研究費がもらえないだけで今までの研究費を返せという流れにはならないんでしょうかね。実情を知らないので間違っているかもしれませんが、国から研究費が出なくなっても私の生活にそう影響は無いでしょう。だから、研究費の受給資格をもっと厳しいものにすれば良いんではないでしょうか。不正を働いた場合の莫大な制裁金を設けたりね、それが原因で研究費の申請が減ったとしても何の問題も無いんじゃないでしょうかね。私の予想では、無意に出される研究費の申請が多すぎるんですよ。

そういえば、カビとか損傷が問題になっている高松宮古墳の壁画ですが勘違いしている人が多すぎですよね。テレビなどでは盛んに文化庁の失態だといって罵っていますが、そもそも壁画を発見してそれを調査しようとした行為がおこがましいんですよ。今の技術では調査を行うためには、人が古墳を開けてその中に入らなければなりません。その行為自体が古墳を傷つけます。くわえて言うならば、今壁画を調査する必要などどこにもありません。本来は、発見時に損傷が激しくほっておくと修復不可能になってしまうような場合を除き、そのままほっておき将来技術が進歩して人間が中に入らなくても調査できるようになるまで保管するのが私たちの仕事です。間違っても人間が中に入って調査するのが仕事ではありません。
何千年も前のものを調査のためといって壊して良い訳がありません。今の技術では調査を行うと壁画を壊してしまうことは容易に想像できます。だから、調査を行っても確実に壁画を壊さない技術ができるまでは、保存措置だけを行なってほっておくべきでしょう。そんなことも分からない奴が文化庁にいると思うと悲しくなってきます。
もっと言えば壁画とか糞ですよ。下手糞な絵に何億円もかける価値があるのでしょうか。あんなもんに価値を求めて税金をかけるなんて気が狂っている。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索