8月1日の日記

どこまでが個人の責任でどこからが社会やその他自分以外の責任になるのだろうか。若くしてエイズ発病した人のブログを読んでいて思ったのだが彼女がエイズになったのは誰のせいなんだろうか。ブログの情報によると、生でやるソープ嬢をしていて客にHIVをうつされたらしい。どの時点でHIV感染に気がついたのかは知らないが、HIV感染の段階でならエイズ発病はとめることができた。エイズが発病したらもう手遅れだ。普通に考えるのならエイズが発病した段階でHIV感染に気がついたのだろう。
日本の半分ぐらいの人は、スキンなしのソープで働いてHIV感染したのは個人の問題だと思うだろう。左よりの人は、彼女がソープで働かなくてはならない格差社会を批判するかもしれない。彼女がなぜソープで働いていたのかは記されてなかったのでよくわからない。売春防止法が文言どおり厳格に適用されていれば、彼女はソープで働くこともなかったと思われる。なんにしてもそんなことを国に求めるのは酷すぎるかね。HIVをうつされたのは個人の問題だろう。
ではHIV感染後それに気づかずエイズ発病してしまったのは誰のせいだろうか。
もし国がエイズ啓蒙に本腰をいれていれば、不特定多数の人とスキンなしで性交渉するのは危険と考えて違う店に移ったかもしれないし、HIV検査を頻繁に受けてエイズが発病する前にHIV感染に気がついたかもしれない。これまた記述がなかったのでHIVとエイズを混同していたのかもしれないし、正しい知識は持っていたけど自分は大丈夫だと思っていたのかもしれない。
仮に彼女が知らなかったとしても私は一般常識としてエイズの最低限の知識を知っている。多分知ろうと思えば知れる情報だと思う。エイズについて知ろうと思わずにエイズにかかるのは誰のせいなんだろうか。国は知りたくない人にまで、無理やり教える義務があるのだろうか。

そんなことを考えていて思ったのだが、不幸になる人は不幸になる才能を持っているのではないだろうか。何が不幸なのかはわからない。もしかすると彼女は自暴自棄になり死んでもいいと思い、スキンなしのソープで働いていたかもしれない。
私が不幸そうだなと思った人について考えてみたい。私はかなり他人の不幸話が好きな人間である。
そんな私の調査によると、不幸になる人は幼児期虐待を受けた経験を持っている人と言い訳がうまい人が多いような気がする。もしかすると虐待を受けた子供は生き残るために言い訳が上手くなるのかもしれない。まあ、どんなことでも自分は悪くない、○○が悪いと言ってるような人は向上しないし堕落していくから不幸になるのは必然の結果かもしれないが、言い訳をよくする人は不幸になっていくんじゃないかね。
特に「出来る兄妹と比べられて自分は怒られてばかりいた」みたいなワードが超危険な気がする。自分が駄目なことを認めて笑い話としていえる人はいいが、今の自分の言い訳として言ってるような人は、期日はわからないが自殺or自滅フラグがたっていると見ていいのではないかな。
今書いていて思ったのだが、リアルの知り合いでまったくこんな奴が居たな、誰だったかなと思ったら自分だった・・・
最近運が悪いなと思っていたが、運のせいではなく言い訳がましい私の性格が悪かったのね。自分のことを不幸だと思っている人は一度言い訳するのを止めて全部自分が悪かったと思ってみると好転するかも。
サイタマのプールで女児が死んだのは、私のプール不要啓蒙活動が及ばなかったからだ。ホントに申し訳ない。王監督がガンで入院したのも私が王監督にファンレターを書いて食生活の改善を求めなかったからだ、本当にすいません。ワールドカップの日本代表が決勝トーナメントいけなかったのも、私が小さい時から死ぬほど練習してサッカー選手にならなかったからだ、本当にすいません。イスラエルがヨルダンを攻めているのも、私がちょっと油断してイスラエル兵から目を離してしまったばっかりに誘拐されてしまいそれが口実となって戦闘になってしまいました。私がもう少しちゃんとしていれば防ぐことが出来たのに、ヨルダンの皆さん本当にごめんなさい。ガソリンが高値なのも私がちゃんと勉強して代替燃料を開発していればこんな自体は避けれたはずです。自動車乗りのみなさん本当にすいません。生きててすいません。