最近、巷では格差社会の問題が声高々に訴えられています。私はそれに同調して体重格差社会の問題が取り上げられるのが今か今かと待っていました。しかし、誰も体重格差社会について問題意識を持つ人がでてこないのはどういうことだろうか。

経済格差と同じで体重格差は非常に危険な存在である。例えば、両親がデブだった場合多くの場合子供もデブになってしまう。同じ食生活をしている上、親がデブだとデブに対する嫌悪感がないので子供がデブになりやすい。デブに育った子供が親になる時、その子供もまたデブになる。デブの連鎖は世代を超えて永遠に続いていく。デブは子供へ受け継がれていくのである。まあデブでも他人に迷惑をかけないのなら、太るのも自分の勝手かもしれない。しかし、デブは社会にとって非常に有害である。有害とは精神衛生上の害のことを言っているわけではない。肥満の人は成人病になりやすい。例えば糖尿病が悪化して腎臓が悪くなると人工透析が必要になる。人工透析を必要とする腎臓病は特定疾病に認定されているので自己負担は月1万円ぐらいでいい。しかし実際かかる医療費は、一度の人工透析で約15000円である。普通それを週三回するらしい。生きていくだけで保険料以上の莫大な医療費用がかかる。他にも例えば肥満の人は高脂血症の可能性が高いらしい。高脂血症はやがて動脈硬化の原因になり最終的には心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こす。最近は医療技術が発達して心筋梗塞や脳梗塞などでは死ななくなった。ただ障害が残り生きていくためには介護が必要になったりする。
健康の被害というと巷ではタバコがよく取り上げられている。しかし多くの場合、タバコが原因で必要となる治療費より、肥満が原因でなる病気の方が、死ななく治療が長期化する分だけ医療費が高くなる。最近も問題になっていたが、一部のデブが多額の治療費を使うせいで日本国民の自己負担割合が引き揚げられていたりする。タバコは確かに悪いかもしれない。しかし、日本全体で見た場合それほど社会に害を与えていない。その上喫煙者は莫大な額のタバコ税を納めている。それにひきかえデブはどうだろうか。彼らは健常者に比べ多額の治療費を浪費して生きているにもかかわらず、なんら負担もせずに生きている。それは非常におかしいことではないだろうか。デブが日本の医療制度を駄目にしているのである。

現状ではデブはデブが原因で社会的制裁を受けていない。しかし一般人に比べデブは社会の負担は非常に大きい。このような体重格差を是正するために今すぐにでもデブに税金をかけることを提唱したい。
まあデブの中には好きで太ったんじゃないという人もいるかもしれない。しかし、私の知る限り栄養の過剰摂取をしないで太った人は知らない。多くのデブは必要以上の栄養を摂取することでデブになっている。たとえば喫煙者は嫌煙者の勝手な言い分により喫煙を制限されている。それが許されるのなら、デブの必要以上の栄養摂取を制限しても何の問題もないだろう。まあ、直接デブの食生活を制限するのは難しいのでデブに税金をかけて食費にまわる金を減らすことを提案したい。日本からデブが居なくなることを祈ってデブ税の新設を提案したい。

このような案を太った私が国政選挙に立候補して主張していたら面白くはないだろうか。

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