3月1日の日記

2007年3月1日
音楽教師に君が代伴奏強制に関する裁判で最高裁判所が下した判決を不当判決だと言っている被告支援者みたいな人がテレビに映っていた。最高裁判所ででた判決をなぜ不当と思ったのだろうか。たぶん最高裁判所は間違った判決をだしたと思っているということは、自分の主張は正しいと思っているのだろう。それなら自分が正しいと思っている根拠はなんなのかね。今まで最高裁の裁判官が国民投票で罷免されていないところを見ると、最高裁判所の判決に対する国民支持率は内閣支持率よりも高いんだと思う。まあ支持する人の量がその意見の正しさではないと思うが。
まあ問題は、もっと根本的なものか。憲法の思想、良心及び宗教の自由という規定を持ち出して自分の意見を主張するのなら、たぶん憲法のどこかで規定されている国の最終判断である最高裁判所の判決を不当だというのはおかしいのではないだろうか。もし最高裁判所が憲法を無視して不当な判決を量産しているというのなら、そもそも憲法をたてに思想、良心及び宗教の自由を訴えてもしょうがないだろう。もし憲法に頼りたいのなら最高裁判所の判決ぐらいは認めようよ。それが嫌なら日本国憲法の及ばない外国へ出て行けばいい。法律に頼るなら最高裁判所が絶対だということも認めるべきじゃないのかね。

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