4月2日の日記

2007年4月2日
データは面白いね。ちょっとした疑問から、日本の都道府県別の10万人あたりの医師数というデータを眺めていた。厚生省には1998年の医師・歯科医師・薬剤師合計のデータしかなかったが、まあ問題ないだろう。厚生省は、1995年の男女別の寿命も公表していた。さて、問題なのだが、10万人あたりの医師の数と寿命には関連性があっただろうか。
私が見たところ、男女総合して長寿県は、沖縄、熊本、長野両県あたりだと思う。yahooで長寿県で検索したところ、2000年ごろには福井県も全国上位だったらしい。
もし、医者が長生きするために必要だとすれば、上にあげた長寿県では医師数が多いはずである。しかし実際は、熊本県以外の長寿県は医師数が平均よりも劣っているのである。これはどういうことだろうか。逆に短命な県はダントツ秋田で、それに兵庫、大阪、和歌山が追随している。確かに秋田は医師の数が少ない。しかし大阪や和歌山県は全国平均を上回っているのに寿命は短いのである。

これらから、別に医療レベルって寿命に影響しないんじゃないだろうか。同じHPにあった患者数や医療費などの統計を合わせて考えると、中国、九州地方は、全体的に医者の数が多く、たくさんの人が患者として病院に行って、たくさんの治療費を使っているようであるが、それが長寿に繋がっていないようである。案外、自分が今まで思っていたほど医者って社会の役にたっていないのかもしれないね。多くの人が、待ち時間が少なく快適な病院を求めているようだが、病院にかかる時間を加味して考えると病院のサービスが物凄く悪く、多くの住民が病院嫌いであってもそう問題ないんじゃないだろうか。病院の接客態度を向上させることは、無駄な医療費以外何もうんでいないのではないだろうか。

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