4月27日の日記

2007年4月27日
外食やコンビニで働くとその店で食べ物を食えなくなるという黒い噂をよく目にする。
たかだか数十年で人間の感覚ってこんなにも変わるんですね。食品についたカビを洗って落としてから調理して客に出していると言う話を見て思い出したんですけど、戦前生まれの人ってそれを素でやってるんじゃないんですかね。少なくとも私のおばあちゃんは、カビた餅のカビを洗い落としてかび臭いぜんざいを作ってくれたことがありました。他にも、買ってきて食べ切れなくて賞味期限の切れたお菓子をくれたことも一度や二度ではありません。きっと戦前生まれの人は物理的に食べることが不可能になるまでは、食べ物は食べ物であり続けて捨てるのはもったいないと思っているような気がします。そういえば、煮物を作るときも全部食いきれなく残ると次の日材料が継ぎ足されて出されて残るとまた次の日材料が足されて死のループに陥ることもありました。そんな生活を送ってきた私は別に、賞味期限とかあまり気にしないようになりました。今こんなに食の安全が騒がれるのは核家族化した影響なんですかね。

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