5月1日の日記

日本の高校生、「偉くなりたい」8％・米中韓と大差
　日本青少年研究所（千石保理事長）は日米中韓4カ国の高校生にアンケート調査を実施、意欲に関する質問で「偉くなりたい」と回答したのは8％で、ほかの国に比べ大幅に低かったことが25日、わかった。「時間がなくなる」「責任が重くなる」などの理由が目立った。同研究所は「日本の高校生は今を楽しむ志向が強く、将来に向けた勉強などに無関心」としている。
今朝、テレビニュースを見ていたら上記のアンケートの結果をコメントしていた。なんでテレビではアンケートの結果が正しいと思い込んでいるのかね。アンケートなんて嘘をつくものだと私は思っていたのだが、高校生にもなって自分の意見をそのまま口に出すのは日本的には幼いということにならないかね。すこし偏見かもしれないが、日本の高校生なんて行っている高校である程度将来が限定されてしまっているんじゃないかね。それ以上に偉いが抽象的過ぎて偉くなるとは具体的にどういうことかわからないんじゃないかね。

昔の本を読んでいるとがっかりすることが多すぎる。こんなこと思いつく俺は天才じゃないかと思っていたことが、1000年以上も前にすでに書物に残されたことだったりするとショックがでかすぎる。今私が思いつくようなことは、数千年の歴史のなかでもうすでに誰かが思いついたことだとは、ほんとやる気をそがれる。
孔子だか荀子だか中国の昔の偉人が「税は安ければ安いほどいい。高い税を課して金を集めて社会福祉にあてるのは最低」見たいな事を言っていたりするらしい。他にも「公務員の数は少なければ少ない方がいい、兼任できる役職はどんどん兼任していった方がいい、適任の人がいなかった場合無理して誰かを任命するよりはアホな事しない分空位がいい」見たいな事も書いてあるらしい。ホント私が最高の政治だと思えるようなことが書かれた指導書があるらしい。1000年以上も前に書かれたその本は、今でも出版されている。それなのに、なぜ今それに逆行するようなことが行われているのだろうか。私にはまったくわからない。私の望む理想郷は昔の中国にあったのかと思うとがっかりが大きすぎた。