6月6日の日記

最近、バイオエタノールに注目が集まって、バイオエタノール生産の為にトウモロコシなどが使われてトウモロコシの値段が高騰しているらしい。それにともない農家が他の作物からバイオエタノール用のトウモロコシを生産するようになったりして世界的に食料の価格が上昇傾向にあるらしい。そのため、貧困層が食べ物を食えなくなるとか何とか言われている。飢餓の人がいるのに食料を使ってバイオエタノールを作るのはけしからんと言う主張をよく目にするようになった。これってとてもおかしい主張なんではないかね。
そんなことを主張しだしたら、私達が石油をつかい豊かな生活をおくることも問題になってくる。食べ物に困らない先進国や後進国が湯水のように石油をつかうせいで石油が馬鹿高である。もし必要最低限に石油使用を控えて石油価格が安くなれば、石油系の肥料が安価になり世界中で使用することが出来るようになる。世界中で肥料がふんだんに使えるようになるだけで今の耕作面積のままでも食料を必要量栽培できるようになるという試算もあったはずである。飢餓で困っている人がいるのに食料を転用することを問題しするのなら、食料生産目的以外で石油が使用されることも問題視すべきである。