6月28日の日記

2007年6月28日
http://www.toyokeizai.net/online/magazine/story02/index.php?kiji_no=33

3行以上の文章を紹介するのは大変しのびないのですが、ありえない話が紹介されていた。
『TV番組で私が「リサイクルに出されたペットボトルは1本もペットボトルになっていません」と言うと、スタジオから「えーっ!」と驚きの声が上がり・・・』
こんな記述があったのだが、こんなのはテレビの演出だろう。ペットボトルがペットボトルにリサイクルされているなんて思っている人が存在するとは思えないのだが。もしいるのなら何よりもそれが一番のおどろきである。ペットボトルからペットボトルを作ったとして何が凄いだろうか。技術的には物凄い難しいのかもしれないが、ペットボトルからペットボトルを作ったとしても何も凄くないだろう。なんなら集めたペットボトルを綺麗に洗って再利用すればいいだけの話である。
私が知っている限りでは、ペットボトルは糸にリサイクルされている。普通の糸に比べて、縮れて絡みやすく非常に扱い辛い。実際リサイクルされているからといって褒められたものではないと思う。

まあそうは言っても、ゴミがゴミじゃなくなったからすこしは評価すべきなのかね。上記の記事を書いた武田氏は、初期状態とくらべてリサイクルがプラスに作用しないといけないと主張しているようだが、別にそんなにハードルを高くしないでいいんじゃないかね。ペットボトル製造に使った石油量よりリサイクルにより節約できる石油量がが少なくても全然かまわないだろう。リサイクルするために使われる石油より節約出来ればいいはずである。捨てるよりリサイクルがましだったらそれでいい。
まあペットボトルのリサイクルに関して、ペットボトルを集めるためにどれくらいのエネルギーが使われているか計算することは非常に難しい。馬鹿なリサイクラーたちは、リサイクルのためと信じてペットボトルを洗って回収場所まで運んでいる。エネルギー的にみればかなり無駄遣いになっていると思われる。別にペットボトルをそのまま再利用するわけではないのでそんなに綺麗な水で洗う必要もない。また回収場所までペットボトルを運ぶために車を使う人までいる。リサイクルしやすいようにとそのために無駄なエネルギーを使っている。
まあ何だ、落としどころがわからないのでこのへんで。

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