7月5日の日記
2007年7月5日先週末に頭が悪いので湯治に行っていたのだが、すっかり忘れていた。温泉の効能では私の呆けた頭を治すことは無理だったようである。
しかし、温泉に行ったことがすべて無駄になったわけではない。温泉に行っている間24時間以上インターネットから隔離された生活を送った。多分丸一日以上ネットから離れたのは5年ぶりかもしれない。昼過ぎに旅館に到着して、温泉に入り、その後夕飯までの2〜3時間、テレビしか置いていない旅館の部屋で1人時間を潰していて一時間の長さを感じることができた。テレビを見ても夕方なのでろくな番組を放送していない。テレビしかない部屋でテレビを見なかったら本当にすることがなかった。夕飯までのたかだか2〜3時間を潰すのにこんなに苦労しているのに夕飯を食い終わった後、普段寝る時間までには6時間以上もあるのでだんだんこの暇すぎる生活に耐えれるか不安がつのってきた。そんなこんなで指の指紋の皺の数を数えていたら何とか夕飯の時間になった。
安宿だったので夕飯は大きな食堂みたいなところでバイキング形式だった。ここで私は大きな判断ミスをしてしまった。いろいろな料理があったのだが、材料の原価が高そうであっさりして大量に食べることに向いていそうな刺身をおかずに刺身を食べることにした。早い話、刺身しか食わなかった。途中からは生魚に飽きて、なべ用の固形燃料に火をつけて刺身をあぶってたべたり、なべで刺身を煮たり、そこまでして刺身を食べないといけないのかと思えるぐらい無理をして刺身だけを食べて腹いっぱいになった。多分その日その旅館のバイキングで、食った料理の原価が一番高かったのは私である。それに満足して部屋に帰って大失敗をしていたことに気がついた。別に私は、この旅館のバイキングを赤字にしたくてやって来たわけではない。私がどんだけ食べようと誰も得していなかったのである。そう考えると、料理で並んでいたチキン南蛮がうらやましくなってきた。最初見たときに、鶏肉原料で油っぽいチキン南蛮はどう考えても1000円分も食べれそうに無かった。下手をしたら私の想像以上にチキン南蛮は安く作られているかもしれない。そう考えてチキン南蛮を回避したのだったが、よく考えてみれば私の数少ない夢の一つに、チキン南蛮だけを食べて腹いっぱいになりたいというものがあった。別に自分が食った原材料費がいくらであろうと、私は夢を叶えるためにチキン南蛮を腹いっぱい食べるべきだったのではなかったろうか。そう考えると物凄くやりきれない気持ちになってきた。
しょうがないので酒を買ってきて飲んでいたら気絶して、気がついたら朝だった。0時過ぎたら朝一番に温泉に入ろうと思っていたのにそれもかなわなかった。何もせずに休日が流れていってものすごい残念な気持ちになった。
目的を見失うとろくでもないということが身にしみました。ただ唯一の収穫は、何もすることが無く何もしていないと休日がものすごく長く感じられるという発見である。今回の週末は体感でいったら一週間休んだぐらい休日が長く感じられた。別に何もしていなかったので楽しい休日だったわけではないけど。暇で退屈な休日を送れば休日が長く感じられる。それがわかっただけでもよしとしようか。
しかし、温泉に行ったことがすべて無駄になったわけではない。温泉に行っている間24時間以上インターネットから隔離された生活を送った。多分丸一日以上ネットから離れたのは5年ぶりかもしれない。昼過ぎに旅館に到着して、温泉に入り、その後夕飯までの2〜3時間、テレビしか置いていない旅館の部屋で1人時間を潰していて一時間の長さを感じることができた。テレビを見ても夕方なのでろくな番組を放送していない。テレビしかない部屋でテレビを見なかったら本当にすることがなかった。夕飯までのたかだか2〜3時間を潰すのにこんなに苦労しているのに夕飯を食い終わった後、普段寝る時間までには6時間以上もあるのでだんだんこの暇すぎる生活に耐えれるか不安がつのってきた。そんなこんなで指の指紋の皺の数を数えていたら何とか夕飯の時間になった。
安宿だったので夕飯は大きな食堂みたいなところでバイキング形式だった。ここで私は大きな判断ミスをしてしまった。いろいろな料理があったのだが、材料の原価が高そうであっさりして大量に食べることに向いていそうな刺身をおかずに刺身を食べることにした。早い話、刺身しか食わなかった。途中からは生魚に飽きて、なべ用の固形燃料に火をつけて刺身をあぶってたべたり、なべで刺身を煮たり、そこまでして刺身を食べないといけないのかと思えるぐらい無理をして刺身だけを食べて腹いっぱいになった。多分その日その旅館のバイキングで、食った料理の原価が一番高かったのは私である。それに満足して部屋に帰って大失敗をしていたことに気がついた。別に私は、この旅館のバイキングを赤字にしたくてやって来たわけではない。私がどんだけ食べようと誰も得していなかったのである。そう考えると、料理で並んでいたチキン南蛮がうらやましくなってきた。最初見たときに、鶏肉原料で油っぽいチキン南蛮はどう考えても1000円分も食べれそうに無かった。下手をしたら私の想像以上にチキン南蛮は安く作られているかもしれない。そう考えてチキン南蛮を回避したのだったが、よく考えてみれば私の数少ない夢の一つに、チキン南蛮だけを食べて腹いっぱいになりたいというものがあった。別に自分が食った原材料費がいくらであろうと、私は夢を叶えるためにチキン南蛮を腹いっぱい食べるべきだったのではなかったろうか。そう考えると物凄くやりきれない気持ちになってきた。
しょうがないので酒を買ってきて飲んでいたら気絶して、気がついたら朝だった。0時過ぎたら朝一番に温泉に入ろうと思っていたのにそれもかなわなかった。何もせずに休日が流れていってものすごい残念な気持ちになった。
目的を見失うとろくでもないということが身にしみました。ただ唯一の収穫は、何もすることが無く何もしていないと休日がものすごく長く感じられるという発見である。今回の週末は体感でいったら一週間休んだぐらい休日が長く感じられた。別に何もしていなかったので楽しい休日だったわけではないけど。暇で退屈な休日を送れば休日が長く感じられる。それがわかっただけでもよしとしようか。
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