8月31日の日記

新聞に、マナーに関する読者アンケートの結果が載っていた。流し読みしたところ、9割近い人が昔に比べて最近の人はマナーが悪くなったと感じているようである。具体的に、どんなマナー違反が許せないか？という質問では上位5個の回答が載っていたのだが、ポイ捨て、人前で騒ぐ子供を怒らない親、ペットのフンの始末、電車内で携帯電話で通話、歩きタバコや喫煙所以外での喫煙となっていた。他にも、電車内での飲食や化粧もマナー違反だと考えている人が多そうだった。

見て思ったんだけど、最近の人はマナーが悪くなったんではなく、マナー自体が厳しくなったんじゃないかね。すこし前のテレビでは犬の散歩のマナーとして、フンの処理だけでなくペットボトルに水を入れて持っていき犬が電柱などに小便をかけたらそこに水をかけて流すのがマナーだと言っていた。ペットを飼っていない私は驚いたものである。ペットに関して言えば確実に段々マナーがうるさくなっているような気がする。昔はフンの始末さえそれほど徹底していなかった気がする。昔は普通に道に動物のフンが落ちていたような気がする。他にも、電車内での携帯電話の通話や飲食にしても昔はもっとおおらかではなかったかな。昔は電車内でうるさく喋っている人もいたし、駅弁を食べている人もいた。しかしそれが問題だと言っている人はあまりいなかった。歩きタバコにしてもそうである。タバコの吸殻のポイ捨てへの批判はあったが、歩きタバコがマナー違反だなんていっている人は少なかったんじゃないかな。多分昔の人が今の時代にいたら、今の人よりマナー違反を繰り返すのではないかね。他人の子供を叱らなくなったという話もありますが、今の時代、悪いことをした他人の子供を叩いたらそれこそ叩いたほうが悪くなってしまうんじゃないかね。
昔の良かったが通用するのは昔の世界だけじゃないかな。