10月14日の日記

2007年10月14日
yahooニュースにこんなニュースがのっていた。

休みなしで原画を200枚描いても月数万円、社会保障や退職金もない−−。アニメ大国と言われながら、長時間労働と低賃金で人材離れが進むアニメ制作現場の労働環境を改善しようと、アニメーターや演出家が13日、「日本アニメーター・演出協会(JAniCA)」を設立する。アニメ業界でこうした団体ができるのは初めてで、賃金アップや残業代の支給を業界に訴えていく。

前々からアニメータの給料が安いことを問題視する人がいたみたいだが、実際問題、どれくらいの問題なのだろうか。詳しくは知らないが、京都アニメーションとかサンライズ関係の仕事をしているアニメータも金欠に困っているのだろうか。私の勝手なイメージだが、人気の出ないアニメばかり作っているアニメータが金に困っているだけじゃないかね。
売れない漫画家も似たような境遇なんじゃないかね。そもそも、最近大量にアニメが放送されているけど、採算取れてるアニメはどれくらいあるのかね。ネット上の噂では深夜アニメはDVD発売のためのCMでしかないという話も聞きます。もしそれが本当ならDVDが売れないアニメって赤字なんじゃないかね。
あと業界の人ではないのでまったく知らないけど、アニメ製作も才能が大きく関係する業界なんじゃないかね。作画崩壊した上に多くの人が面白いと思えないようなアニメの製作に絡んでいる人の中にも将来面白いアニメを作る人がでてくるのかね。最近の話だと、大体がクレヨンしんちゃんとかそこそこ名の売れたアニメを製作していた人が、監督になり期待の新人監督とか言われていたところを見ると、生活に困窮するぐらいの境遇にいる人は、出世の目がないんとちゃいますかね。
売れない劇団員の役者とかもそうですが、安価で働く才能や運に恵まれない人がいるから沢山の駄作が作られるのではないかね。まあ中には名作になるものもあるかもしれませんが、ほとんどが駄作だからうれていかないのだと思います。特にテレビ放映されるアニメの場合、最近は動画配信サイトで違法視聴することができます。目立たないから売れないと言うことも減っていると思います。いいように搾取されているからアニメータの給料が安いのではなく、給料のちゃんと出る会社には就職できなかったアニメータが安い給料でも働いてチャンスを掴みたいと仕事を求めるから給料が安いんじゃないかね。多分、このままではアニメ業界が衰退すると言われていますが、金になるアニメを作っている人たちはそれほど影響を受けないのではないでしょうか。競争原理の働くアニメ業界でドロップアウトしていく人が少なすぎるのがアニメータの給料が少ない理由ではないかね。才能や運に恵まれず給料が少ないのに辞めていかないからアニメ業界がでかくなりすぎて、より生きていきにくくなっているんじゃないかね。給料が少なくてやっていけない人は、諦めてとっとと違う道にドロップアウトしていくのが、アニメータの薄給対策ではないんでしょうか。

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