11月19日の日記

2007年11月19日
こんな話をテレビでやっていた。
最近、山登り趣味の人が増えているらしい。自然が豊富な山に登ると野生の動物と遭遇する機会が増える。そうした中、上手く飛べないで地面で羽ばたいていたりする鳥を見かけて保護して個人で飼ったり、動物園に届ける人がいるらしい。しかし多くの場合、その飛べない鳥は巣立ち間近の飛ぶ練習をしている子供である事が多いらしい。本来なら、その後だんだん飛べるのが上手くなり親鳥に自然で生きる術を教えてもらってひとりだちしていく過程なのに、登山客がいらない気を利かせて、飛ぶのを下手な鳥を保護する事によってその鳥は野生での生き方を親鳥から教われず、一生野生には戻れない鳥になってしまうらしい。鳥だけではない。いろいろな山に住む野生の動物の子供が登山客によって保護される事によって野生で生きれなくなっている。最近の登山ブームでそんな出来事が最近増えているという話だった。

テレビだったのでオブラートに包んで批判していたが、もっと罵倒した方がよかったんじゃないかね。いくら親切心だとしても、いくら自然が大切でも、困っている野生動物を助けるのは自然破壊に繋がるんじゃないのかな。まあ何にせよ自然が大切なら山に近づかないのが一番である。

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