12月6日の日記

2007年12月6日
伝統という言葉は、差別を正当化するためだけにつくられた差別主義者が使う言葉である。使用の際は場の空気をよまないと白い目で見られる事になる。
日本で一番偉い私であってもテレビでめくらとかつんぼとかキチガイとか発言すると放送してもらえなくなってしまう。しかし、落語家が古典落語の中でその言葉を使う場合、伝統芸能だからという理由でオメコボシになると思う。伝統芸能だからというのは理由になっているようでまったく理由になっていない。新しい常識ではダメなものは、いくら昔の事でも今再現する事はダメだろう。まあ今の世界では、ダメだと言われているものの中に本当はそれほどダメではないものが沢山含まれているのが問題なのかね。
そもそもそんなことが言いたかったわけではなく、差別を正当化するための伝統だが反対の事も同じく言えるのではないかね。差別をしているからそれが伝統になるのだ。例えば、一子相伝という差別を続けてきた伝統は、一子相伝であったから伝統になっただけでその伝統が途絶えるからと一子相伝を辞めたらその伝統は自体もだんだん廃れてくるのではないかね。伝統存続の為に、今の常識にあわせて長年続けてきた差別をやめるなんてのは愚の愚ではないかな。

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