1月3日の日記
2008年1月3日ネットには、沢山の危険が潜んでいる。しかし、ネットの危険はすべてそれを危険だとわかる点で現実の危険よりはましなんじゃないかね。HDDが壊されるにしても、OSが使えなくなるにしても、自分が下手うったことに気がつく事ができる。しかし、現実の危険はそうはいかない。
この前、前を歩いていたら、「部屋に飾ると幸せが訪れる絵があるんですけど買いませんか?」と若い女性に声をかけられた。不幸すぎて藁にもすがりたい気分だったので、話だけでもと画廊に連れて行ってもらって話を聞いた。名前も覚えていないが、外国の有名な宗教家が描いた絵が沢山飾ってあった。その絵を飾るだけで幸せになれるという説明だった。現にその画廊は物凄く儲かってそうで、画廊らしく室内は禁煙なのにクリスタルの灰皿がおいてあったり、飲食禁止なのに金箔入りの酒がコップに注がれていたりしてた。
一枚一枚丁寧に絵の説明をしてもらった。気に入った一糸まとわぬ少女の裸画などもあったのだが、どの絵も値段が1000万円を超えるものばかりだったので買えないなとがっかりしていた。絵を一通り見終わったあとは、個室に案内されてソファーに座って雑談や商談が始まった。「結局のところ私は、金がそんなに無いので欲しいけど買えない、もちろん信用枠も無いので1000万円以上の金を借りる事もできない」と言っていたのだが、私の望みや夢が「クリスマスまでに彼女をつくりたい」と言ったところ、店員の眼の色が変わった。
店員は少し待ってくれと言って部屋の外にでていった。戻ってきた店員は私みたいな貧乏人の為に印刷の絵も用意していると手にしたカタログを見せてくれた。印刷は安いかわりに欠点があって時間がたつと、絵の力が失われてしまうという話だった。しかし1000万円の絵に比べれば20万円と破格で、額や壁に留めるピンまでついているという話だったので私はその場で承諾して印刷モノの絵を買うことにした。
翌日、なんと昨日絵を買わないかと声をかけてきた女性が私の部屋を訪ねてきた。何でも本当は会社の規約違反なのだけど、どうしてももう一度私と商売抜きで話がしたかったので、契約書の住所を盗み見して尋ねてきたという話だった。個人情報の取り扱いが甘い画廊に少し気分を害したものの、かわいい女性が尋ねてきたので舞い上がってしまい、よくわからない内にプライベートで食事の約束をすることになった。
それから紆余曲折も無く彼女と付き合う事になったのだが、幸せは長続きしない。ある日部屋に戻ると買った絵の色が薄くなっていた。それと同時に彼女のメールの返信も今までは毎回だったのが、しだいに二回に1回になり3回に1回にとどんどん減ってきた。もしかして、印刷ミスの絵を売りつけられたのかと思い画廊に電話をした所、印刷の絵は安物なので私の願いが叶うたびに絵が消えていくという話だった。もし、必要ならもう一枚絵を買わないかと勧められた。なんと、前に絵を買った私は会員価格の1枚16万で絵だけを買えるという話だった。前回、絵を買って彼女ができたよいイメージがあるので、即決でもう一枚絵を買うことにした。
もちろん、これは私が勝手に画廊と話した事で、彼女には一切相談していない。しかし、なんと新しい絵が私の部屋に届くとしばらくして彼女から、年末で仕事が忙しくてメールもまともに返信できなかった。仕事はひと段落ついたので今度の休みにでも植物園にでも行かないか?とお誘いのメールが届いた。いやー絵の効果はすごい。しかしその絵も次第に色が薄くなっていった。それにともない彼女の私に対する気持ちも薄くなっているようだった。そしてまた、新しい絵を買うとまた彼女の気持ちが戻ってくるのがわかった。数度それを繰り返したところで私の貯金が尽きてしまい、結局、彼女とも新年を迎える事はできなかった。
今年金を溜めてあの画廊で絵を買えば新しい出会いがあるだろうか。
こんなストーリーのドラマを新垣結衣ちゃんとしたかったのだが、素の新垣さんの発言やブログを見るたびに、私の気持ちが冷めていくのはなんだろうね。別に嫌いなわけじゃないのにね。お笑い芸人などがコンビで楽屋で会話をしていないと、物凄い仲が悪いといわれる。しかし本当にそうなんだろうか。私と新垣さんがドラマを取るようになったとしたら、きっと私は無言を突き通すだろう。それは、ガッキーが嫌いだからではない。好き過ぎて嫌いにならないためにである。楽屋でコンビがしゃべらないから仲が悪いなんて短絡過ぎやしないかね。
この前、前を歩いていたら、「部屋に飾ると幸せが訪れる絵があるんですけど買いませんか?」と若い女性に声をかけられた。不幸すぎて藁にもすがりたい気分だったので、話だけでもと画廊に連れて行ってもらって話を聞いた。名前も覚えていないが、外国の有名な宗教家が描いた絵が沢山飾ってあった。その絵を飾るだけで幸せになれるという説明だった。現にその画廊は物凄く儲かってそうで、画廊らしく室内は禁煙なのにクリスタルの灰皿がおいてあったり、飲食禁止なのに金箔入りの酒がコップに注がれていたりしてた。
一枚一枚丁寧に絵の説明をしてもらった。気に入った一糸まとわぬ少女の裸画などもあったのだが、どの絵も値段が1000万円を超えるものばかりだったので買えないなとがっかりしていた。絵を一通り見終わったあとは、個室に案内されてソファーに座って雑談や商談が始まった。「結局のところ私は、金がそんなに無いので欲しいけど買えない、もちろん信用枠も無いので1000万円以上の金を借りる事もできない」と言っていたのだが、私の望みや夢が「クリスマスまでに彼女をつくりたい」と言ったところ、店員の眼の色が変わった。
店員は少し待ってくれと言って部屋の外にでていった。戻ってきた店員は私みたいな貧乏人の為に印刷の絵も用意していると手にしたカタログを見せてくれた。印刷は安いかわりに欠点があって時間がたつと、絵の力が失われてしまうという話だった。しかし1000万円の絵に比べれば20万円と破格で、額や壁に留めるピンまでついているという話だったので私はその場で承諾して印刷モノの絵を買うことにした。
翌日、なんと昨日絵を買わないかと声をかけてきた女性が私の部屋を訪ねてきた。何でも本当は会社の規約違反なのだけど、どうしてももう一度私と商売抜きで話がしたかったので、契約書の住所を盗み見して尋ねてきたという話だった。個人情報の取り扱いが甘い画廊に少し気分を害したものの、かわいい女性が尋ねてきたので舞い上がってしまい、よくわからない内にプライベートで食事の約束をすることになった。
それから紆余曲折も無く彼女と付き合う事になったのだが、幸せは長続きしない。ある日部屋に戻ると買った絵の色が薄くなっていた。それと同時に彼女のメールの返信も今までは毎回だったのが、しだいに二回に1回になり3回に1回にとどんどん減ってきた。もしかして、印刷ミスの絵を売りつけられたのかと思い画廊に電話をした所、印刷の絵は安物なので私の願いが叶うたびに絵が消えていくという話だった。もし、必要ならもう一枚絵を買わないかと勧められた。なんと、前に絵を買った私は会員価格の1枚16万で絵だけを買えるという話だった。前回、絵を買って彼女ができたよいイメージがあるので、即決でもう一枚絵を買うことにした。
もちろん、これは私が勝手に画廊と話した事で、彼女には一切相談していない。しかし、なんと新しい絵が私の部屋に届くとしばらくして彼女から、年末で仕事が忙しくてメールもまともに返信できなかった。仕事はひと段落ついたので今度の休みにでも植物園にでも行かないか?とお誘いのメールが届いた。いやー絵の効果はすごい。しかしその絵も次第に色が薄くなっていった。それにともない彼女の私に対する気持ちも薄くなっているようだった。そしてまた、新しい絵を買うとまた彼女の気持ちが戻ってくるのがわかった。数度それを繰り返したところで私の貯金が尽きてしまい、結局、彼女とも新年を迎える事はできなかった。
今年金を溜めてあの画廊で絵を買えば新しい出会いがあるだろうか。
こんなストーリーのドラマを新垣結衣ちゃんとしたかったのだが、素の新垣さんの発言やブログを見るたびに、私の気持ちが冷めていくのはなんだろうね。別に嫌いなわけじゃないのにね。お笑い芸人などがコンビで楽屋で会話をしていないと、物凄い仲が悪いといわれる。しかし本当にそうなんだろうか。私と新垣さんがドラマを取るようになったとしたら、きっと私は無言を突き通すだろう。それは、ガッキーが嫌いだからではない。好き過ぎて嫌いにならないためにである。楽屋でコンビがしゃべらないから仲が悪いなんて短絡過ぎやしないかね。
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