2月28日の日記

2008年2月28日
今日の仕事は、ベルトコンベアーを流れてくるホッカイロを次々ふくろから取り出して揉んで温かくする事だった。脳内ではそんな仕事をするつもりだったんだけど、最近のホッカイロはふくろから出すだけで揉んだりしなくても勝手に温かくなるんだね。知らない内に便利になってるもんだね。温まったホッカイロを街頭で販売しようと思ったんだけどこれじゃ商売あがったりでござる。

便利な世の中と言えば、小学校の頃漢字の書き取りテストがとても苦手だった。ついでに字が物凄く汚かった。ひらがなで代用できるのに漢字を覚える理由がわからなかった。ちなみに漢字の読み取りのテストは人並みにできていたと思う。先見の目があると自負していた私は、将来はコンピュータに代筆させるので、私が漢字を書けなくても候補から選べれるだけの知識があればいい、字が汚くても手書きする機会が無いのでどうでもいいと思っていた。実際大人になってわかったのは、一部の職種の人を除いて、手書きの文章を大々的に他人に読ませる機会は物凄く少ないと言う事である。私なんかここ数年ペンすら持っていない。もうペンの持ち方を忘れてしまった。こんな日が来るとは思っていなかったんだけど、こんな事になるなら漢字の勉強なんてする必要はなかったな。それを言い出したら多くの義務教育が不要か。

某掲示板でこんな話題が議論になっていた。『烏賊』この字の読みもしくは意味がわかるだろうか。匿名掲示板だったので詳細はわからないが、この熟語を読めなかった成人を越えたと思われる若者がこんな熟語読めなくて当たり前と発言していた。読めていた人たちがゆとりおつwwと発言していた。読めなかった人に言わせると、こんな熟語初めて見た、学校で習わなかったから読めなくて当たり前と主張していた。また知識のある奴が偉くて無い奴が愚かなのか?とも言っていた。
ホントゆとり教育の弊害で愚かな奴が増えているのかね。初めて見る字が読めなくても仕方が無いのは誰でもわかる。上記の掲示板での議論は、初めて見た字を読めない人が愚かかどうかじゃない。成人過ぎた人間が烏賊という字を生まれて今まで一度も見たことが無いのはどうなんだという点である。普通に日本で生活していれば年に一度は烏賊という字を目にする機会があると思う。彼が烏賊という字に見覚えすらなかったというのは、普通の生活をしていなかったか、知らない字を無意識の内に無視していたか、見たことを忘れてしまっているか、のどれかだろう。

実を言うと私もゆとり世代である。私の場合時間がたつと何が言いたかったかわからなくなってしまう。今回も結論がわからなくなってしまった。まあ、最近わからない事を無意識の内に無視している人が増えたんと違うかね。わからない事をわからない事と認識するのも重要な事じゃないのかね。ぱぉーーーーーーん

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