10月8日の日記

2008年10月8日 日常
昨日、予算委員会のテレビ中継を見ていたんだけど、子供の口げんかとの違いがよくわからなかった。こころざし的には、自分の発言は最後まで自分が責任を持たないといけないといけないというのはわかる。しかし、実際にそれを強要したってろくな事ないんじゃないんだろうかね。野党はどんなくだらない事でも首相の口からの発言を求める。あわよくば首相の失言を期待しているようだった。一方首相は下手な事言わないように極力内容のある発言を避けていたように思えた。発言に責任を持たせるってのはいいのかもしれないけれど、それのせいでそもそもの議論ができない現状って何かおかしくないかね。民主党のかんさんなんて、テレビ目線で必死に自民党はフェアじゃないと言っていたが、与党と野党でフェアに戦う必要なんてどこにも無いだろう。
せっかく裁判では陪審員制度が導入されたんだから、世界に先駆けて政治の分野でも陪審員制度導入されないかね。各政策の採決ごとか、一会期ごとかで、無作為に国民から陪審員をえらんで、国会議員と一緒に採決に参加したら面白いんじゃないかね。全員を陪審員にしたら心配だけど、一部普通の国民を参加させたって、裁判で問題ないのなら政治でだって問題ないだろう。

議員はろくな発言していなかったが、内閣府法制局の人はなかなか興味深い話をしていた、まあ私が曲解しているだけかもしれないが。日本の憲法で政教分離が決められているらしい。それはいいのだが、どうも宗教の定義がイマイチ決まっていないようであった。宗教法人格をもった宗教法人が政治に乗り出すのは駄目というのはわかった。しかし、ヤクザのように宗教法人がフロント企業を通して政治に乗り出すことはいいのか悪いのか決まっていないようだった。と言うことは、逆に考えれば、選挙で過半数とって与党になり最高裁判所の裁判官を身内で固めてしまえば、自民党も民主党も自分以外の全ての政党を宗教法人だと主張して、国政から追い出すことも不可能ではないような感じがした。何が宗教法人か決まっていないという事は、宗教法人が仲介を通して政治に乗り出す事を防げないのと同じように、対抗勢力を宗教法人だとしてしまうことも不可能じゃないんじゃないかね。

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