1月20日の日記

2009年1月20日 日常
世の中本当に悲惨な話はテレビなどでは紹介されないのかね。年末年始、派遣切りにあってホームレスになったと騒がれていたがそれとは比べ物にならないぐらい悲惨な話を聞いた。
新聞には火事があり家が一軒燃えて隣家が少し延焼した火事があったと書いてあった。けが人はいなかった。それだけの記事だった。しかし現場へ行って直接見た人の話を聞いたら物凄い悲惨だった。
火事がおき消防へ連絡がいき、消防車が火事を消火しに来たらしい。燃えた家と隣の家の間が2mぐらいしかなくそこの間から放水する事が困難だったので消防士は隣の家から放水しようとしたらしい。あいにく隣の家の人達は外出しており玄関には鍵が掛かっていたらしい。そこで、消防士はまずその家の玄関を破壊して土足で家に侵入して二階から燃えてる家に放水した。そんな頑張りもあって火事は隣の家のひさしが少し焦げた程度の延焼ですみ火事を出した家が全焼しただけですんだらしい。隣の家が火事になったと知らせを受けて帰ってきた人が自分の家を見て呆然としていたらしい。燃えはしなかったものの火事があった家側の壁は熱で変形して所々めくれてしまっていたらしい。その上2階から放水した影響で家の中が水浸しになっていたらしい。もちろん玄関は破壊されたままである。空き巣が入って家を荒らしたとしても、そんな惨状にならないぐらい酷い状態になっていたらしい。極めつけは、火災保険には加入していたものの、燃えたわけではなく消防士が荒らしただけなので微々たる額しか保険はおりないらしい。もちろん、消防署や自治体が金を払ってくれるわけでもないらしい。火事を出した家が金を払ってくれる可能性もあるらしいがそれも法的なきまりでなく、誠意の話らしい。
結局話を総合すると、隣の家が火事になって自分の家が消防に無茶苦茶に荒らされたものの補償は一切無し。どちらかと言えば消防が頑張らないで自分の家も燃えてしまった方が保険がおりる分まだマシという状況だったらしい。
さてこういう時はどこに文句を言えばいいのかね。

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