2月22日の日記

大手メーカーの労働組合の意図が読めない。大不況だと言われているのに大幅なベースアップを求めている。労働組合側は交渉にあたってどんな手札を用意しているのだろうか。平時なら最強の力を発揮するストライキは今は何の交渉力も持たないんじゃないのかね。下手をすれば、出費無しで会社を休みにして生産調整できるストライキを会社は望んでいるような気がしてならない。
いくら仕事をしても赤字から脱出できないような構造的な問題ならまだしも、物が売れないなんてどうしようも無いんじゃないのかね。
内需拡大のために賃金を上げろなんていってる人もいるが、日本って個人消費の増大では景気回復できないんじゃないのかね。トヨタにしても他の巨大企業にしても、ほとんどの利益は海外で上げているんじゃないだろうか。また納税ランキング上位で個人消費頼みの会社と言ったら、携帯会社が代表格だとおもうがそれほど悪くなっていないんじゃないだろうか。日本の個人消費が減っているのは高齢化して付加価値の無いものに付加価値を見出す事に限界が来たのだろう。今までハリボテの付加価値を馬鹿外国人に売って会社員が暴利を貪っていたので、相対的に一次産業の地位が低下していたが、本来なら一次産業従事者の位置が標準なんじゃないかね。今までは物質的に異常に恵まれすぎていただけでこれからは標準に戻るだけじゃないかね。

そういえば、会社だと赤字で減給になるんだから、公務員も年間の収支が赤字になったら、減給する制度を導入したら少しは、、無駄遣いと呼ばれる年度末の物品購入減るんじゃないのかね。