3月7日の日記

2009年3月7日 日常
日本がおかしくなったのは、インフレ課税をやめたからじゃないかね。経済成長が鈍化したあと無理やりお金を印刷してでもインフレを継続させなければいけなかったんじゃないだろうか。もしくは制度を変える必要があったのではないだろうか。私が不満に思っている制度の大半が、万人に影響のあるインフレ課税に対する弱者救済策であったような気がしてきた。例えば、高級米以外のコメの値段をほぼ国が決めているのは、インフレが起きても主食であるコメだけは、貧乏人でも食えるようにという配慮ではないだろうか。輸入小麦も同様である。他にも電気代や電車の運賃などもそう簡単に値上げできない仕組みになっている。これもインフレで貧乏人が困らないためだろう。後は、物価スライド付きの年金なども、収入の無い老人がインフレで困らないためだろう。
他にもまだあるかもしれないが、国はインフレ課税と弱者救済を対にしてきたんじゃないかね。それが最近インフレがとまってデフレになったりしているのに、弱者救済は従来のまま行われているから問題がでてきているんじゃないかね。

そういえば、今の日本の雇用問題って高学歴化が原因じゃないだろうか。当たり前の話だが、日本にある企業が大卒者ばかりを求めているわけじゃない。中には中卒で十分な仕事もあるだろう。どちらかと言えば、人間性さえちゃんとしてれば学力は中卒で十分なんて仕事の方が多いんじゃないだろうか。みんなが高学歴化してもそれほど、高学歴な人を求める求人が無いのが今の日本じゃないかね。刺身に花をのせる仕事やサンドイッチ工場でパンにトマトをのせる仕事をやる日本人がいなくなって、外国人がその仕事をしているから仕事にありつけない人がでているんじゃないかな。それに、なんていっても学校は労働者を育てる機関なので、労働者ばっかりが増えて、雇う側の経営者や商人がいなくなってしまったのも問題なのかもしれない。何にせよ新しい仕事を考える能力が今の日本人には求められているんじゃないかね。

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