8月6日の日記

そういえば、児童ポルノ法がすこぶる評判悪いのは、なんでだろうかね。

よく考えてみたら、もっとやばい法律がすでにあるのにそれを批判する人はいない。新しい法律ができるとなるとそれを急に批判しだす。そんなことが、最近続いている気がする。法律は絶対で不変なものだと思っている人が多すぎるんじゃ無いかね。少し前に、北朝鮮のミサイル発射に対して、「日本にミサイル攻撃が想定される場合に、敵国にあるミサイル基地を先制攻撃する事は今の憲法のまま専守防衛しか認められていなくても可能である」と発言していた政治家がいた。憲法改正より、日本の核武装より、今まで聞いた政治家の発言で一番過激だと思ったんだけど誰も噛み付く人がいなかったみたいだ。アメリカがイラクを攻めた理由も似たようなものだったと思う。その上、その情報は間違っていたみたいだけど、開戦時それが間違っているとわからなければ問題ないみたいだ。もし、相手の攻撃を防ぐために敵国を攻撃する事が今の憲法で認められているのなら、今の憲法のままでも開戦できるんじゃ無いかね。誰も噛み付かないのは利権が絡まないからかね。

そうそう、私が敵視する法律は銃刀法違反です。銃の部分はまあいいとして、刀の部分って、別件逮捕とかにしか使われていないんじゃないかね。銃刀法違反が犯罪だからという理由で、職務質問を行い刃物を所持していた人を逮捕したという話は聞きますけど、犯罪をするために刃物を所持していた人を銃刀法違反で逮捕して刃物使用を未然に防いだなんて事がどれだけあるんでしょうかね。犯罪に使用される前に銃刀法で防げないんだったら、銃刀法という法律にあまり意味ないんとちゃうかね。

そういえば、日本で最初の裁判員が参加した裁判が行われたらしいですけど、一番重要な部分の質問をした人はいませんでした。ナイフで人を殺す以前に、ナイフをかざして脅す事はそれだけで立派な犯罪だと思います。ナイフで脅して相手が怯んだとして、そのあとどうするつもりだったのかね。その辺が気になったんですけど、銃刀法違反が意味のある法律だったら、殺人事件にはならなかったかもね。