10月31日の日記

2009年10月31日 日常
極端な話として子供手当てを現金で渡すとパチンコ代にしてしまうと危惧している人がいる。さて子供手当てをパチンコ代にして何が悪いのだろうか。
例えば、同じ収入のパチンコ好きの世帯あったとする。片方は子供がいて、もう片方は子供がいない。子供がいる世帯は子供に金がかかってパチンコに行く金もない。子供がいない世帯は、子育てに使う金がいらないのでパチンコに行く金がある。これって不公平じゃないかね。そういえば私の周りの子供のいない夫婦は、比較的自分の趣味に金をかけることができている。つりが趣味で船を所持している人もいたし、百万円超えるような機器で音楽を聴いている人もいた。

社会保障が充実していなかった昔なら子供がいないと老後が心配だったと思うが、今の場合年金を受給する年齢になっていても子供に金銭的援助している親なんていくらでもいる。直接的な見返りを求めない人は、子を持つことをなんとも思わないだろうけど、何らかの見返りを求める人が多いから少子化が進んでいるんじゃないだろうかね。最近はさまざまな所属するコミュニティでの妬みからくる結婚して子供を作れという圧力も減って、子供が欲しいと思う人以外で子供を持つ人が減っているんじゃないかな。
少子化がいけないと言って子供手当てを配るというのなら、子供のために使う金というよりは、子供の養育費のせいで子供がいなかったらできたであろう親の趣味に使える方がよくないかね。っていうかそうしないと少子化対策にならないんじゃないかな。昔は子供は社会の資産でもあったけど、その家族の資産でもあったと思う。しかし今は、今後の社会にとって必要な人的資源かもしれないが、家族では負債でしかない。離婚の際は重荷になるし、飲み会にも手軽にいけなくなるらしい。金銭的にも時間的にも子供は時間をとりすぎる。
まあそんなこんなで、国としてどうしても将来の労働力として子供が必要だというのなら、子供のいない世帯から税金をあつめて、子育てしている世帯の親が子育てしていなかったらできたであろうことに補助したっていいんじゃないかね。
豊かな国になって子供に期待を託すよりももっと直接的に楽しい娯楽が増えて、子育てを苦痛と思う人も増えてきたんだろうと思う。そんな子育てだから国の将来のための使役として子育てしてう人に少しぐらい報酬出したっていいだろう。
まあ、自分たちが苦労して子育てしたときは金もらえなかったのに、これから金貰えるのはズルイという妬みから子供手当てを批判しているのなら、それはしょうがないかもしれないな。

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