11月30日の日記

2009年11月30日 日常
事業仕分けの結果について批判している人達は、議論開始の出発点が間違っているのではないだろうか。
当たり前の話だが、税金を使って何かをする場合、どの視点から見てもまったく無駄な事に使われているなんて事はほぼ無い。誰かはそれによって得をしている。税収に余裕があるのなら、無駄かどうかで判断していいと思う。
しかし、ちょっと聞いた話では、社会保障費に約30兆、直接間接あわせて国が支払っている人件費が約30兆円あるらしい。すなわち、国の税収はほぼそれで無くなってしまう。人件費と被っている部分はあるが何か事業を行うための予算はほぼすべて借金で行われている。だから、事業が無駄かどうかで判断するというよりも借金をしてまで行う事なのかを考える必要がある。まあ問題を複雑にしているのは、返さなくてもよい借金になる可能性が高いことではあるが、それをあんまり前面に出していると借金できなくなってしまうしね。借金してまでオリンピックで金メダルが欲しい国民はどれくらいいるのだろうか。

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