2月21日の日記

2010年2月21日 日常
多分このブログは書き始めた時に三つのコンセプトを持って書き始めた。書き始めて時間がたち過ぎて、三つあったのは覚えているのだけれどもコンセプトがなんだったのか忘れてしまった。確か、一つは時事ネタは書かない。いつ過去の日記を転用してコピー&ペーストで更新しても通用するようなモノにすると言うのがあったような気がするだけである。最近全然守れていないから、心苦しい。

そういいつつも今日も時事ネタを。撮り鉄と呼ばれる人達がJR西日本の敷地内に侵入して電車を撮影していて電車を止めるという事件があった。
簡単にどんな背景があったか説明すると、5年前にJR西日本の運転手が自爆テロを行なって乗客が100人以上死傷する事件があった。それ以来、JR西日本は鉄道イベントを自粛していた。5年ぶりに鉄道イベントが行なわれるという事で全国から鉄道ファンが集まってきていたらしい。そのイベントで使用される車両は老朽化してもういつ引退するかもわからないので、よりファンを轢きつけたらしい。
またJR西日本は乗客が100人以上死んだ事を重く見て、社内の安全規定を見直しも行なってかなり厳しくしたらしい。ただそれは、社内の規定なので公に鉄道ファンに公知される事は無かった。今回電車が止まった件に関しても、もしJR東日本など他のJRだったら電車を止めるまで事が重大にならずに見過ごされる範囲だったみたいである。ただ、新しいJR西日本の社内の規定では、電車の線路から離れていても敷地内に人が侵入していたら電車を止めて排除するまで動けない事になっていたらしい。関西圏の鉄道ファンはなんとなくそんな事をわかっていたらしいけれど、関東圏などから来た鉄道ファンは5年ぶりのイベントでJR西日本の変化を知らないから揉め事になったみたいである。
ホントか嘘か知らないけれど、撮り鉄は撮影ポイントで撮影するために、車で移動する人が多いらしい。そんな人たちには休日の1000円高速がまた魅力的だったらしい。それで、かなり遠方から電車を撮りに車で来ていた人も居たらしい。

これを聞いてまだ撮り鉄が悪いと思うだろうか。どう考えても悪いのはJR西日本だろう。5年ぶりにイベント開いたらこんな惨事が起きる事は十分予想できるだろう。惨事が予想できるのになんら対策をとってなかった、もしくは対策をとっても見込みが甘くて惨事が起きた。そしたら、惨事が起きた原因はイベントを行なったJR西日本にあるんじゃないだろうか。似たような件で、明石市であった花火大会での将棋倒し事故の責任を現場にいなかった警察のお偉いさんがなぜか罪に問われようとしている。
鉄道イベントなんてしなければよかったんじゃないかな。5年間鉄道イベントを行なわなくて問題になっていなかったのなら今後一生鉄道イベントしなくても問題なかったんじゃないのかな。よくわからないけどJR西日本にとって鉄道ファンってどれぐらい重要な要素なんだろうか。対策をとらないと問題を起こして電車を止めるファンがいるのにイベントを行なう事に意味があるとは思えないんだけどな。1000円高速を利用して電車を利用しない鉄道ファンって電車会社に何の意味があるのかね。普段、一番前の車両で一番前に陣取って運転手をトレースしているファンの方がまだましじゃないのかな。
まあ、イベントをするのもいいかもしれないけれど、せめてイベントをするのなら普段の利用者がまったく影響を受けないような辺鄙な所でするべきだったんじゃないかな。

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