12月2日の日記

2010年12月2日 日常
なんやかんやいって、毎日深夜放送してる高専ロボコンを見ていたんだけど、昨日放送されていた関東甲信越地区大会は酷かった。高野連よりも酷いと思った。深夜に放送して正解だな。

中国、近畿、東海、関東と4つの大会しか見ていないので、まだまだ上手がいるのかもしれないけれど、今まで見た中で一番好タイムを出したチームが全国大会出場を逃していた。

8ヵ所で地方大会が行なわれて、各地方大会で優勝チーム+審査員推薦で数チームが全国大会に出場できるみたいだった。各地方大会は、たぶんもちまわりで出場校から担当校が選ばれて、その担当校が地方大会を主催しているみたいで、審査員は専門家見たいな人と地方NHKの幹部と担当校の校長の三人が担当していた。
8つあった大会のうち、5つの大会では、担当校のロボットが審査員推薦で全国大会に選ばれていた。1つの地方大会では優勝していたので、8つの地方大会の内、6つの地方大会で担当校が全国に出れるみたいだ。選ばれなかった2つの大会を見ていないので、なんとも言えないが、私が見てた感じ、身内びいきがあるような感じだった。まあ、実際のところ、私が見た中国、近畿、東海、関東の大会のうち、関東の大会以外は、どれが選ばれても大差ない感じだったので、まあ担当校は大変だからそれぐらいの見返りはあるのかなと思っていた。しかし、関東大会は違った、確実に、群馬のAチームは凄かった。大体の地方大会は最速チームで40秒前半ぐらいでゴールしていた。ある大会で30秒台のチームが出たとき、とても早いといわれていた。しかし、関東大会で群馬のAチームは、最速タイムを出した時29秒でゴールしていたと思う。地方大会ごとに技術的に凄そうなロボットはいろいろあったけれど、各地の大会で比べれば、どんぐりの背比べ状態だった。飛びぬけて凄いと思えるロボットはなかった。しかし群馬のAチームのタイムは、私が見た4地方大会の中では飛びぬけていた。決勝では、上手くいかず対戦相手に負けていたけれど、スピードだけなら異常な速さだった。確かに、機構的にはありふれていたと思うし全然優れてはいなかったけれど、対戦相手と競争するという競技である以上、飛びぬけた速さは、選考に値するんじゃないのかな。
まあ、それで他に推薦で選ばれたチームがそれなりならまあしょうがないのかなと思えたかも知れないけれど、人を乗せて二足歩行するロボット以外は、どれもどんぐりの背比べ状態だった。なぜ群馬のAチームが選ばれなかったのか、ロボコンを運営しているところはクソじゃないのかと批判する為に、身内びいきしたと思われる関東大会の担当校を調べていたらもっど酷い事が分かった。
なんと関東大会の担当校のチームは優勝していた。そして、私が見て全国向きだなと思った人を乗せて二足歩行するロボットは群馬のBチームだった。
なんとなく、全地方大会の結果を見てたところ、各学校がAチームとBチームの2チーム出場してたんだけど、2チームとも全国大会に出場している学校はなかった。確かに、群馬Aと群馬Bを比べると群馬Bの方が優れていると評価されてもしょうがない気もする。という事は、群馬Aは、群馬Bが優れたロボットを作ったために優勝する以外に全国に出る方法はなかったのかね。もし群馬Aが優勝していたら、群馬Bのロボットはどうなっていたんだろうか。
群馬の高専が凄いということは分かったけれど、それでよかったのかね。

そういえば、軟弱モノを助ける為にルールが最低だったように思う。悪意あるチームがなかったので救済策を悪用するチームはなかったけれど、ただ数メーターバックするだけで、ロボットを置きなおせるリトライというルールはダメなんじゃないかな。極端な話、真っ直ぐしか進めないロボットを作っても、リトライのたびに上手く方向をあわせてロボットを進めていけばゴールできたように思う。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索