12月15日の日記

2010年12月14日 日常
丸山ワクチンを擁護している文章を読んでいたら、とんでもない事が書かれていた。

抗がん剤には、直接ガンに作用する化学療法剤と、患者の免疫力を強化する免疫療法剤の二種類があるらしい。丸山ワクチンは後者の薬らしい。
免疫療法剤の第1号が50年に認可されたピシバニールで、第2号が51年認可のクレスチンという薬らしい。時系列でいうと三番目に審査された薬が丸山ワクチンだったのだが、あえなく国の認可を得られなかった。

もうめんどくさいので、コピペで済ますことにする。

ピシバニールとクレスチンの売れ方や凄まじく、発売10数年間で1兆円を上回る売り上げを記録、なかでもサルノコシカケの培養菌糸から抽出したクレスチンに至っては副作用が皆無で、しかも内服薬という利便性もあり、57年には年間売り上げが500億円と、全医薬品中の第1位に躍り出た。しかも、トップの座を62年まで6年間も譲らず、日本の医薬品史上、最大のヒット商品となっている。
ところが、平成元年12月、厚生省はこの2つの抗癌剤について、「効能限定」の答申を出した。つまり、単独使用による効果が認められないので、化学療法剤との併用に限定するというもの、要するに「効果なし」というわけだ。

こんな感じのことが書かれていた。丸山ワクチンがどうのこうのより、効果のない薬を認可してその薬は1兆円売れたとしたら、それはどうなんだ。効果無しの薬を発売していた製薬会社はお咎め無しなんだろうか。効果のない薬を認可した委員はお咎め無しなんだろうか。
海外では一般的な薬が日本ではなかなか認可しないという問題を聞く事はよくあるけど、効果もなければ副作用もない薬を認可するのってかなり問題なんじゃないのかな。事業仕分けみたいな感じで、効果のない薬を削ったらそれなりに医療費削減できるんじゃないかな。

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