12月30日の日記

2010年12月30日 日常
警察24時みたいな、警察特集の番組を見ていた。その番組に言いたくなった文句だけど、数時間あった番組で、何人もの人が職質を受けてその後逮捕されていた。番組では、職質がかなり有効な犯罪者摘発手段だとアピールしているようだった。テレビで放送されたすべてで職質された人が検挙されていた。ベテラン警官がいうには、挙動不審などであやしい奴は見れば分かるとかうそぶいていた。

ここからは、私の身の周りの話なので、超特別な環境という可能性もある。私の周りでも職質を受けた人は沢山いる。しかし、誰一人として逮捕も検挙もされていない。テレビでは、職質するたび毎回犯罪者だったのに、私の周りでは、職質を受けても誰も捕まっていない。警察が無能だと噂されている県なので特別警察の能力が低く空振りが多いのかもしれないけれど、インターネットなどでも、職質を受けたと言っている人を見かける。たぶん、犯罪者として捕まらなかったんだと思う。
私が何が言いたいかといえば、テレビでは放送されなかったけど、多くの職質は空振りでなんでもない一般人に迷惑をかけているんじゃないのかなということである。職質で犯罪者にぶち当たる確率って物凄く低いんじゃないかな。そんな、職質を警察の武器だといって警察官に発破をかけていた上司もテレビで放送されていたが、多くの市民に迷惑をかける低確率なものを武器なんて言っていいのかな。一度、どれぐらいの職質が空振りなのか1日密着して調べてくれないかな。信じれないぐらい低確率のようなきがするんだけど。

あと、職質で捕まえている犯罪者にも問題を感じた。テレビ局の編集マジックかもしれないけれど、職質で捕まっていた犯罪者のほとんどは麻薬関係だった。あと、持ち物検査をして銃刀法違反で捕まってる人が少しと、他には何がいただろうか。麻薬8割銃刀法1割その他1割ぐらいだったと思う。
どんなに確率が低くても、強盗や強姦や殺人などをした犯罪者を逮捕しているのなら職質も役に立つと思えるかもしれない。しかし、麻薬使用者を逮捕したからて何になるんだろうか。職質で麻薬が見つかり聴取を受けている場面で再犯だと言っている人も沢山いた。結局、職質で麻薬所持者を逮捕しても、刑務所に入って出てきて、また麻薬に手を出して警察に見つかっての繰り返しの人が何人もいるみたいである。一般市民からしてみれば、警察が職質でいくら麻薬所持している人を逮捕しても何の価値も得られないんじゃないかな。結局多くの人が出所した後また麻薬に手を出してるみたいだし。ただ、警察の検挙率アップの道具として使われているだけのような気がしてならない。
麻薬の危険性はよく聞くが、麻薬常習者が起こす問題ってどれくらいあるんだろうか。飲酒運転で人をひき殺したという話は聞くが、麻薬でラリって車を運転して人をひいたなんてめったに聞かない。ラリったり幻覚で暴れまわるなんかも昔はあったみたいだけど最近はめったに聞かないと思う。アルコールが原因で暴れている人はしょっちゅう聞くのにである。麻薬のせいで他人に危害を加える可能性ってアルコールより高いのかね。

麻薬以外では、車のトランクに木刀が入っていたからとか、かばんにカッターナイフが入っていたからという理由で、銃刀法違反とか軽犯罪法違反で捕まっていた。結局いくら職質を行なって沢山の人を検挙しても、社会が良くなるとは思えない感じだった。例外は、近所で事件があった時に行なわれる職質だけでそれは意味がありそうだった。


話はかわるが、番組の中で一番社会のためになりそうだと思うことをしていたのは、違法カジノの店先で見張り番をしている男だった。店の前の歩道に放置されている自転車を整理していたんだけど、頭からつっこんで止めてある自転車を反転されてきれいに歩道並べていた。自転車を整理する人は今までも見たことあったけど、自転車を整理する際に方向をかえて出やすくするなんて、えらい気がきいた人だと思えた。田舎じゃそんな自転車整理している人はいないけど、都会じゃそれが普通なのかね。まあ、ヤクザに対してネガティブキャンペーンするのなら、その場面はカットすべきだったんじゃないかな。

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