1月31日の日記

雪が降って雪かきをした。
やってて思ったんだけど雪かきってネットゲームのような感じである。
外にでたら日曜の朝っぱらから、近所の家の多くの人が自宅前の雪かきをしていた。

話はかわるが、役に立つ話を聞いた。犯罪が起こるとワイドショーなどで事件関係者の近所の家の人の評判を聞きにいく事がよくある。そこで「挨拶もきちんとするいい子だったのに、事件を起こすなんて信じれない」みたいな事を言っている人がいる。それを聞くたびに、極悪ヤクザ屋さんでもちゃんと挨拶するんだから、何をとち狂った事を言っていると思っていた。しかし私がどう思おうと、きちんと挨拶する子は悪い子ではないと思い込んでいる人が多いみたいである。

という事で、少しでもいい人に見えるように近所の雪かきしてる人に挨拶をした。大体、「大雪降りましたね」みたいな見たままの発言をするばかりで意味のある会話にはならなかった。まるでネトゲのチャットのようである。
早く雪をすかしてコタツでみかんを温める仕事に戻らないといけないと、会話もそこそこできりあげて雪かきをはじめたんだけど、神様は酷い。いくら雪をどかしても空から雪がどんどん落ちてくるので1時間もしたら雪かきしたところが雪に埋まっているわけである。ネトゲでザコ敵を狩っている感じである。ゲームならザコ敵でも倒せば経験値が入るが、雪かきじゃ乳酸しか溜まらない。乳酸が溜まって筋肉痛になって、明日には筋肉が再構築されパワーアップするわけである。別に運動したいわけじゃないんだけどな。

雪かきしてもどうせ雪が降ってくるのに、定期的に寒い外にでて雪かきする人の気が知れない。まあ、雪かきを日課にしている人にとってみれば、ネットゲームに時間を費やしている人の方が気が知れないんだろうけど。