2月24日の日記

2011年2月24日 日常
ちょっと瞬きしただけで3日もたっていた。

海老蔵の親父が、海老蔵さんが暴行された件の裁判の発言で伊藤被告をボロクソに批判していた。その姿を見て違和感を覚えた。古きよき時代と言われている昔との差がここにあるんではないだろうか。
この違和感が何かと考えてみたら、自業自得と法律の関係である。法律では、ほぼどんな理由があっても相手に暴力を振るって怪我をさせたら犯罪になってしまう。
昔は、自業自得だったら少しの違法行為はお目こぼしにあっていた。極端な例、道端でヤクザに因縁をつけて殴られてもそれで暴行を受けたと警察に訴える人はいなかったように思う。まあ極端すぎる例だが、見ず知らずの相手に言いがかりをつけ挑発して殴られた場合、普通の感覚だと言いがかりをつけた側が100%悪いと思う。しかし、法律では、ある程度情状酌量はあるかもしれないけれど、因縁をつけた側より暴力を振るった側が悪者になる。
電車で靴のまま椅子の上に立っている子供がいたとしよう。さてその子供は殴っていいのだろうか。昔の時代は殴ってよかったのだろう。今でも殴っていいと思っている人もいるかもしれない。しかし、殴られる側が殴られても仕方ないと思っていない場合殴った方が犯罪者である。そんな世の中じゃ、他人に口出ししてしつけをしようなんて人もいなくなるだろう。電車内での携帯電話の通話も同様である。
電車関係で何が悪いのかと言えば、電車会社の対応が軟弱なのがいけないんだろう。

多くの分野でアンモラルな人ほど法律を頼るようになり、頼られた法律が頼りになったのがいけないんだと思う。アンモラルだけではないが。自業自得な人をどれぐらい法律で保護するべきかこれは難しい問題かもね。

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