5月28日の日記

概要をまとめるのが面倒なのでニュースをコピペする
『居眠りウガンダ人に立腹「人権いらん」　暴行巡査部長を書類送検へ
大阪府警関西空港署生活安全刑事課の男性巡査部長（４０）が、取り調べ中に容疑者の男（３７）に暴行を加えたとされる特別公務員暴行陵虐事件で、巡査部長が「居眠りするなど、容疑者の態度に腹が立った」と供述していることが２６日、府警への取材で分かった。
取り調べには、通訳の女性や２０代の男性巡査長も同席しており、苦情通りの暴行があったことを証言。巡査部長も、府警の事情聴取におおむね暴行の事実を認めたうえで、「不適切な取り調べだった」と供述しているという。』

こんな事件があったみたいだ。これはどう評価すればいいのだろうか。何人もの無罪の人を黒人だから気に入らないという理由で死刑にしてきているアメリカが、日本の司法制度は幼稚で腐っていると批判していた。まあ黒人だから気に入らないなんて陪審員が直接的に言うことはないので私の超意訳だが。
さて、上記の事件だけどどういう経緯なのかね。超々好意的に捉えれば、この暴行を加えた巡査部長が、個人的に狂っていただけなんだろう。部外者の通訳が同席しているのに暴行を加えるなんて狂気の沙汰である。まあそうだったとしたら、日本人が容疑者だったらいくら暴行されても通訳などの部外者が同席していないので暴行されたという証拠がなく事件になることはなかったんだろう。こわいね。
ただ、いくら毎回容疑者に暴行をしていて感覚がおかしくなっていたとしても、もう1人同席していた巡査長が止めなかったところを見ても違う可能性があるんじゃないだろうか。ウガンダ人が何語を喋るのかしらないが、かなりマイナーな言語なんじゃないだろうか。今回の通訳はたまたまマイナー言語の通訳でペーペーだったので警察との癒着が薄かったから暴行があったと証言したんではないだろうか。もしフランス語とかイタリア語なんかのメジャーな言語の通訳だったら、警察が懇意にしている通訳がいて、通訳も仕事を毎回回してもらいたいので、警察と癒着して警察の都合の悪い事は見なかったことにしていた。他の通訳は暴行があっても暴行があったと発言しないから、この巡査部長はその感覚で部外者の通訳がいるにもかかわらず暴行をしたんではなかろうか。

まあこんなんじゃ取り調べの可視化なんてしばらくは認められそうにないね。