マルドゥック・スクランブル〈改訂新版〉
2011年6月7日 読書
いやー、時代から取り残されているかもしれない。
私が普段見て回っているブログで数年前にマルドゥックスクランブルが絶賛されていた。その後、他の複数のブログでも絶賛されていた。私の経験則だと、私が普段見ている、関連のない複数のブログで絶賛される作品は面白いと言うものがある。
まあ、そんなわけでマルドゥックスクランブルを読もうと数年前に思っていたんだけど、すっかり忘れていた。去年、本屋大賞を冲方丁の天地明察が取ったという話を聞いたとき一時的に思い出したんだけど、またすぐに忘れてしまっていた。
まあそれで、今月になってやっとマルドゥックスクランブルを読むことになった。物凄い期待をして読んだんだけど、イマイチだった。
出版されてから時間がたって陳腐になってしまったんだろうか。それとも、SFという分野が私にあわないのだろうか。もしかしたら私の感覚がおかしくなってもう面白いと思わなくなってしまったのかもしれない。
ここからネタバレがあるかもしれない。
マルドゥックスクランブルの舞台設定は近未来だと思う。技術はいまより発展していると思われる。物語の半分から1/3が、カジノでイカサマする話なんだが、近未来SF小説なのに、出てくるイカサマが実際のカジノであったイカサマと変わらないか劣っているかどちらかなのである。読んでいる時のこのがっかり感わかるだろうか。
まあ、私が知っている一番凄いカジノのイカサマは、ディーラーがカードをシャッフルするのを見て、すべてのカードの動きを目で追えるという技を持った人がブラックジャックで勝ちまくるというものだ。技と言ってもホントにとても目がよく記憶力も抜群でシャッフルしているカードの動きを目で追って記憶してるだけなので物語には出せないとおもうけど。
まあ、それにしてもかなりの分量をカジノの話が占めているんだけど、でてくるギャンブルが既存のものばかりで、そこがイマイチだった。カジノがメインの読み物だったらもっと面白い物がほかにある。
これを読んで福本伸行さんの凄さを改めて思い知った。せっかくのSF小説なんだからカジノもオリジナルギャンブルを登場させればよかったのに。
それにしても、何年も前から期待していた小説がはずれだったとは、ショックがでかすぎる。ショックで今月は立直れないかもしれない。鳴きたくなるね。
私が普段見て回っているブログで数年前にマルドゥックスクランブルが絶賛されていた。その後、他の複数のブログでも絶賛されていた。私の経験則だと、私が普段見ている、関連のない複数のブログで絶賛される作品は面白いと言うものがある。
まあ、そんなわけでマルドゥックスクランブルを読もうと数年前に思っていたんだけど、すっかり忘れていた。去年、本屋大賞を冲方丁の天地明察が取ったという話を聞いたとき一時的に思い出したんだけど、またすぐに忘れてしまっていた。
まあそれで、今月になってやっとマルドゥックスクランブルを読むことになった。物凄い期待をして読んだんだけど、イマイチだった。
出版されてから時間がたって陳腐になってしまったんだろうか。それとも、SFという分野が私にあわないのだろうか。もしかしたら私の感覚がおかしくなってもう面白いと思わなくなってしまったのかもしれない。
ここからネタバレがあるかもしれない。
マルドゥックスクランブルの舞台設定は近未来だと思う。技術はいまより発展していると思われる。物語の半分から1/3が、カジノでイカサマする話なんだが、近未来SF小説なのに、出てくるイカサマが実際のカジノであったイカサマと変わらないか劣っているかどちらかなのである。読んでいる時のこのがっかり感わかるだろうか。
まあ、私が知っている一番凄いカジノのイカサマは、ディーラーがカードをシャッフルするのを見て、すべてのカードの動きを目で追えるという技を持った人がブラックジャックで勝ちまくるというものだ。技と言ってもホントにとても目がよく記憶力も抜群でシャッフルしているカードの動きを目で追って記憶してるだけなので物語には出せないとおもうけど。
まあ、それにしてもかなりの分量をカジノの話が占めているんだけど、でてくるギャンブルが既存のものばかりで、そこがイマイチだった。カジノがメインの読み物だったらもっと面白い物がほかにある。
これを読んで福本伸行さんの凄さを改めて思い知った。せっかくのSF小説なんだからカジノもオリジナルギャンブルを登場させればよかったのに。
それにしても、何年も前から期待していた小説がはずれだったとは、ショックがでかすぎる。ショックで今月は立直れないかもしれない。鳴きたくなるね。
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