7月31日の日記

2011年7月31日 日常
政治に関する悲しい話を聞いた。

いきなり話はそれるが、大臣が不祥事を起こすと、総理の任命責任を問う人がでてくる。今、管首相が総理を辞めさせられないのは、無能だからという理由で管首相が降板する場合、だれが無能者を総理に推したんだと任命責任問題になって、民主党が責任を取らされる可能性があるから、いまだに管首相が総理をやっているんじゃないだろうか。
何者かがどこかで、誰でもいいから、外野は黙って任期の4年間総理をやらせてみてはどうか?見たいな発言をしている人がいた。なぜ、ちょっとした失敗で総理が失脚するのか、これは簡単な話である。総理大臣は直接選挙で選ばれない。国民が直接選んでいない総理大臣が4年の任期中に取り返しのつかない失敗をした場合、どうのようにその責任をとれるだろうか?そう考えた場合、日本の現状じゃ総理はどんな失敗をしてもその責任をとることはできない。総理が大失敗したら、総理の一族郎党皆殺し、財産全没収でも責任とれるかどうかわからないぐらいの重責なのに、今の日本じゃ失職して終わりだろう。まあ、東電なども同じかもしれないが、権限に見合った責任を持ち合わせていない。
小さな失敗なら失職でその責任をとったと言える。だから小さい失敗で失職していくんじゃないだろうか。多くの首相が小さな失敗を繰り返して、全体で見れば大きな失敗をしているのかもしれないが、それは制度上の欠陥であって、誰の責任でも無い。
民主主義とか選挙で政治家を選ぶとか人権とかその辺の限界が見えていると考えた方がいいじゃないかな。


冒頭の悲しい話だが、自民党は、世論の反対意見をうけて世襲議員を減らしていこうとしているらしいが、それが悲惨な事になっているらしい。世襲ではなく、公募で選ばれた人は、たいてい、選挙は自分の力で勝ったと思っているらしい。そして次の選挙で勝つためには、党の意見を聞くよりも地元の民の意見を尊重しようとするらしい。早い話、自民党に対する愛党精神が薄く、気に入らない事があると党に反発する、それでもダメなら、離党しても自分の意見を貫こうとする傾向が強いらしい。まあ、本当に自民党の力を借りず自力で国会議員になった人はそれでもいいかもしれないが、公募議員のほとんどは、選挙資金を持ち合わせていない。選挙資金は自民党に出させておきながら、簡単に自民党に反発するらしい。まあ自民党は政党助成金を貰っているんだからいいじゃないかという考えもあるが、そうなんだろうか。
今に、ソフトバンクのように、途中離党には違約金つきの議員公募をはじめるんじゃないかと私は心配している。なんか嫌だね。違約金が発生するから党の言う事を聞く議員が増えていくなんて。世襲よりイメージが悪い気がするんだけど。


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