3月26日の日記

2012年3月26日 日常
マンガ大賞2012の発表が先週あったらしい。本屋が売りたい本を宣伝する為の賞なので、単巻作品が対象に選ばれる事は無いらしいが、マンガ大賞2012にノミネートされた作品の中で言ったら断然『外天楼』石黒正数が一番だろう。まあ、かなり私の趣味補正が入っているので一般論ではないんだけど。
そんな事はどうでもいい。どうでもいいと言いだしたらこれから書くこともどうでもいい事なので今日はこの辺で。

さて、何作見た事も聞いたこともないマンガがマンガ大賞にノミネートされていたので、マンガ喫茶に読みに行った。結局はノミネートされていない違う漫画を読んでいたんだけど、自分の矛盾に気がついてしまった。私はこれから一生漫画を楽しんで読むことが出来ないかもしれない。これは成長だろうか、年をとったのだろうか。他の創作物を楽しめなくなったのも同じ理由かもしれない。
私の読みたいマンガのイメージは、ありふれていなく変わったマンガが読みたいと思っていた。王道なんて下の下である。学園物だったら、男子学生が出てきた時点でそのありふれた感でがっかりするぐらいである。まあ、そうは言ってもいくら設定などが変わっていても面白くなくてはいけない。残念な事に読んでいて面白いマンガはありふれた設定のものに多い。設定がありふれているために、ほかの作品との違いを出す為に面白くなるように力を入れているからかもしれない。もしくは変わった設定の漫画はその変わった設定をうみだすために作家が燃え尽きてしまっているからかもしれない。

まあで、昨日そこそこ読める変わった漫画を読んでいた。設定は変わっているしそこそこ面白かった。しかしである、世界観もよくわからない、設定も奇想天外な本ってじっくり隅々まで読まないといまいち意味がわからない。面白いけどみるのがだるいわけだ。だるくなって読むのが嫌になった。
かわりに軽い本と言う事でマンガ大賞をとったと言う『銀の匙 Silver Spoon』荒川弘 を読んでみたんだけど、週刊少年サンデーに連載しているだけあって、軽い王道のマンガだった。何が素晴らしいって、1ページ読み飛ばしてもストーリーはわかる。なんなら一話読み飛ばしても問題ない。もっと言えば1巻読まずに2巻から読み始めても大丈夫なぐらい軽い話だった。見るのに負担が無いのがよろしい。

ということで、私は変わった設定のマンガを求めているはずなのに、変わった設定のマンガは読むのが大変なので読む気がしないという状況に気がついてしまった。


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