9月19日の日記

中国の反日デモが暴動に発展し日系の店や日本企業の商品などが破壊されたようだ。
日系の店と言ってもほとんど中国人がオーナーをしているだとか、日本車に乗っていた中国人が暴徒に襲われて下半身不随になったとかで、中国人同士がつぶしあいをしているm9(^Д^)プギャーと喜んでいる2ちゃんねる住民もいたみたいだ。
まあ、中国でデモに参加していた人はそれほど優秀な人が居なかったようで最悪の事態にはなっていないようだけど、でも首謀者が優秀だったらかなりやばかったではないだろうか。
デモ中テレビの撮影が入っていた日系のデパートでは乱入してきたデモ隊に襲われる事を避ける為に中国国旗を配っていた。

実は中国国内にいる日本人が攻撃されるより、不買運動が展開されるより、中国人が同胞にたいして吊るしあげを行ない攻撃していく方が日本に対する被害は大きく取り返しのつかないものになっていたと思われる。日本人は最悪日本に帰国すればいい。しかし中国人は迫害されたからといって帰る国はない。反日気運が高まるたびに日本車に乗っているという理由だけで暴徒に襲われるとしたら、今後誰が中国で日本車を買うだろうか？もし日系会社に勤めているという理由だけでデモ隊に襲われるとしたら、誰が好んで日系の会社で働くだろうか？
もし中国でデモ隊が日系企業に関わっている中国人や日系企業の商品を所持している中国人を、国辱だといって攻撃して殺していれば、今後何十年かは日本企業が中国で商売することが事実上不可能になっていたと思われる。すでに中国進出した日系の工場なんかは、手放すしかなくなるだろう。

中国にいる日本人を攻撃するより、日系企業に関わる中国人を攻撃していた方が、被害の影響もそれが持続する時間も長かったと思う。日本でも一時期フジテレビのスポンサーをしている企業の商品不買運動がネットで展開されていたようだがどれだけの効果があったのだろうか。もし、不買運動中の商品を買った主婦を狙って通り魔殺人事件が日本中で20件ほど発生していたら、たぶん売り上げは地に落ちていたんじゃないだろうか。不買運動よりも、買った人を国辱だと攻撃する運動の方が100倍たちがわるい。まあ、日本の場合は警察がいつかは犯人を逮捕するかもしれない。しかし、中国の場合どうなるんだろうか。デモの対応を見ているかぎりそう意味のある捜査がおこなわれているようなきがしない。