12月2日の日記

2012年12月2日 日常
第三極とよばれる政党に対して既成の政党が「烏合だ野合だ」と批判している。
しかし第三極が反論したという話は聞かない。第三極愚か者なのだろうか。

そもそも第三極の政党が合併を繰り返しているのは、今の選挙制度に問題があるからだろう。規模が大きな政党のほうが有利、現役国会議員が5人以上所属して政党と認められないと圧倒的に不利、立候補するだけでも金がかかる。
そういった問題があるから、政策ではなく数で合併している。第三極がくっつくのは今の選挙制度ではそうしたほうが有利だからである。そんなゆがんだ選挙制度を作った既成政党が第三極をそれで批判するのは狂っている。それに反論しない第三極も狂っている。

そういえば、今の小選挙区比例代表併用制を導入した時に自民党の党首だった河野氏が、「今の選挙制度は失敗だったと思っている。しかし、外部専門家による検討委員会で選挙制度を検討している時に今起きている問題を指摘する専門家は皆無だった。だからこんなゆがんだ選挙制度だとはまったく思わなかった」みたいな言い訳をしているのを見かけた気がする。夢だったかもしれない。政治家がそんな言い訳をしてどうするんだろうか。

そういえば、自民総裁の安倍氏にぽんぽんが痛いから総理大臣辞めたの?みたいな発言をしていた人が、安倍氏と同じ病気を抱える人から非難されていたが、総理になる前から自分が病気だったことは知っていたはずである。総理になってから病気になったのなら、その病気を理由に総理をやめるのは仕方ないかもしれない。しかし、自分が病気だと知りながら総理になってその病気が原因で総理を辞めることになったのならやっぱりそれは批判されるべきことなんじゃないだろうか。

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