1月29日の日記

大手企業で社員から「追い出し部屋」などと呼ばれる部署の設置が相次いでいるらしい。去年朝日新聞の記事を見たときに日記を書こうと思っていたんだけど忘れていた。

パナソニックでは、「追い出し部屋」などと呼ばれる部署を事業人材強化センターを名づけているなんて話もあったと思う。
パナソニックって日本を代表するような企業じゃなかったのかね。それがこんな不幸率的な方法で人減らししているとしたら、ここ最近のパナソニックの凋落も納得できるかもしれないね。

いくら日本では過剰人員の解雇が簡単にできないからと言って、閑職で退職の強要を迫るなんて効率悪すぎだろう。最低でも自社ビルのダクト清掃をさせるとか自社にとって利益になる事をさせながら退職を迫るべきじゃないのかな。

事業人材強化センターなんて大層な名前をつけるんだから、普段は絶対できない事それでいて会社の利益になる事に過剰人員を使うべきじゃないのかな。たとえば、新入社員研修で、過剰人員を新入社員の部下として配属する。新入社員は上司である。新入社員が将来出世したときに、自分より年上の社員をうまく使いこなせるかの適正を調べたりするのはどうだろうか。まあ、入ったばかりのペーペーに指図され仕事するようになったら、閑職より精神的につらいんじゃないだろうか。

本当にするべきなのは、普段派遣社員にやらせているような単純作業のライン作業の効率化をはかる方策を余剰人員を使って実験する。たとえば、上司がうるさく注意する方が作業効率が上がるのか、ほめて伸ばす方がいいのか。たとえば１時間に５分の休みを与えたら、休憩時間なしでぶっとうしで働くのと比べてどうか？など。
昔、経営学の研究で似たような実験をしたら、予想外の結果がでた。という小話を聞いた記憶がある。内容は忘れてしまったが。

まあ、せっかく辞めてもらっても困らない過剰人員がいるんだから、普通できないような常識とらわれない突飛な作業環境で作業効率や不良品率がどう変化するか実験してれば、
会社の利益にもつながるし、辞める人は辞めていくんじゃないだろうかね。

実験でおしっこを我慢しながら作業した方が効率が上がるなんて発見されたら悲惨過ぎる。
ちなみにこの日記はおしっこを我慢しながら書きました。さてクォリティはどう変化したかな。